ディースクエアード直伝! スーツ姿がキマるスペシャル動画が働く男の役に立つ
「働く服改革」 Vol.5
働き方改革はもちろん大事。でも、そのためには「働く服改革」 も同じくらい大事。だってこれからの季節、 日本のビジネスマンを取り巻く環境は過酷だから。
照りつける太陽 にまとわりつく湿気。敵は競合企業だけではない。見た目もパフォーマンスも“いつも以上”を発揮できる仕事着とは何か? オーシャンズ的、本当にクールなクールビズを考える。
その他の「働く服改革」記事はコチラ クールビズという言葉が市民権を得て、ビジネススタイルはどんどんカジュアル化していく。夏となればそれはもっと加速し、ともすると「だらしない」オッサンとも紙一重。ビジネスシーンで、それなりのポジションにつくオーシャンズ世代であれば、そう思われるのは避けたいところ。
そこで、ビジネスにおけるスーツの着こなしのヒントになるムービーの存在をお知らせしたい。イタリアブランドらしいエレガントなスーツも人気のディースクエアードが作った3つのムービーは、彼らの定番スーツコレクションとなる「パリ」「マンチェスター」「ロンドン」の3モデルを使った着こなしガイドである。
しかも、その解説をするのはデザイナーのディーン&ダン・ケイティンのふたり。ファッションのすべてを知り尽くした男が直々に教えてくれるスーツの着こなし方。なかでもすぐに実践できそうな3つのポイントを紹介する。
Point.1
グレーのスーツは髪の毛の色を基準に選ぶべし
ネイビーと並ぶスーツの定番色といえば、グレー。でも、ひと言でグレーと言っても色味はさまざま。その際、どのトーンが似合うのかの基準になるのがヘアの色である。
ほとんど白髪がなければチャコールなど濃色を、ぱっと見でロマンスグレーを感じるようならライトグレーを。これは髪の毛に白いモノが混じり始めたオーシャンズ世代にとって役立つ情報だ。
ちなみに、それにはどんなVゾーンを作ればいいかと言うと、ディーン&ダンが口を揃える「ジェントル・トーン」を意識すればOK。それは、タイを黒、シャツを白でまとめて楽しむコントラストのことで、ベルトと靴も黒にすれば効果はさらに引き立つ。
Point.2
ヨーロッパの洗練にはアメリカの武骨さで味付けを
ディースクエアードの「パリ」は、ディーン曰く「ヨーロッパらしい洗練を宿したオーセンティックなモデル」で、日本人にも馴染みやすい。2ボタン、ノッチドラペルのジャケットにノープリーツのスラックス。スリム過ぎず、イージー過ぎるわけでもないシルエットで、まさに普段のスーツに最適な万能タイプだ。
そんなスーツには、「あえて武骨なアメリカンテイストの革靴をセレクトするといい」。オーセンティックなスーツの洗練とワイルドさのギャップが絶妙なバランス感を生んで、正統派のスーツが少し抜けて、洒落て見えるのだ。
Point.3
スーツスタイルとはいえ“遊び心”を忘れずに
休日は自由にオシャレを楽しめるのに、スーツとなるとつい保守的になってしまいがち。そこで「遊びがあってもいいんじゃない」と教えてくれるのが「ロンドン」スーツでの着こなしだ。
使用するのはコンパクトなフィッティングのネイビーの3ピース。そのフロントに懐中時計用を思わせるチェーンをアクセントに持ってきた。そしてスラックスは「あえてノーベルトで軽快に」。確かに遊びがあるとおなじみのネイビースーツも見違える。
何事も「崩す」ことは基本ができてから。ピカソだって超絶テクニックのもとにキュビズムを生み出したのだ。
まずはスーツの“崩し”をマスターしたら、もっとカジュアルなビジネススタイルも簡単にできるはず。
ディースクエアードによるスーツスタイルの着こなしをもっと詳しく知りたければ、ムービーが全編公開されている
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