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2018.06.12

ファッション

レジェンドに学んだ極意を平山ユースケが実践! 今すぐ使える「海での正装術」

メンズファッション界の重鎮、ファッションディレクター赤峰幸生さんに習った「海での正装術」。当然、学んだテクニックは、すぐに実践して身に付けたい。

まもなくやってくる夏、訪れるリゾートで気負わずドレスアップできるよう、今から心構え。慣れて着こなせてこそ、格上げは完成する。

海辺でのスーツなら、綿か麻。
黒や紺ではなく、茶系で臨む。


スーツ18万円/パイデア、シャツ2万5000円/マリア サンタンジェロ、タイ1万5000円/ジエレ(すべてビームス F 03-3470-3946)、靴4万2000円/ビームス プラス(ビームス プラス 原宿 03-3746-5851)、ベルト1万3000円/トゥモローランド(トゥモローランド 渋谷本店 03-5774-1711)、チーフ3800円、ソックス1500円/ともにユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)


リゾートでのウェディングやパーティにお誘いを受けたなら、やっぱりスーツでの参加はマスト。

とはいえ、黒いスーツで参列するのは味気ないので、ブラウンやベージュ、オフホワイトなんかで臨んでみる。サマーウールも涼しげだが、コットンやリネンのほうがチャレンジしやすい。

合わせるシャツやタイには色を使いすぎず、スーツの色をさりげなく拾うとセンス良く見える。足元には涼しげで軽快なホワイトバックス、となるとベルトもホワイトで揃えたい。

この夏挑戦したいのは、長袖ポロ。
無造作にまくる袖に色気が漂う。


ポロシャツ1万4000円/ラコステ 0120-37-0202、パンツ1万7000円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)、ベルト1万2000円/グレンロイヤル(ブリティッシュメイド 銀座店 03-6263-9955)


Tシャツ同様、夏に欠かせないのがポロシャツ。半袖が定番で、誰もがトライしたことがあるアイテムだからこそ、この夏は初めて長袖に袖を通してみる。

ドレスシャツの袖を無造作にまくる姿に、そこはかとない色気が漂うように、長袖のポロシャツにも同じ効果が表れる。

もちろん、ジャケットのインナーとしても活躍は必至。深い海の色に合わせてネイビーあたりから試してみては。

海でもネイビージャケットは鉄板。
カーディガン感覚で羽織ろう。


ジャケット5万5000円/シップス(シップス 銀座店 03-3564-5547)、シャツ2万4000円/ギ ローバー(ビームス F 03-3470-3946)、パンツ2万1000円/トゥモローランド ピルグリム(トゥモローランド 渋谷本店 03-5774-1711)、チーフ7000円/ブリューワー(コロネット 03-5216-6521)


メンズのドレスアイテムといえば、真っ先に思い浮かぶのがネイビージャケットだろう。それはビーチリゾートでも変わらないし、海の色とも相性は抜群だ。

芯地のしっかり入った硬いものよりは、カーディガン感覚で羽織れるコットンやリネンの軽めなジャケットを持っていく。コレさえあれば、リゾートのドレスコードも難なくクリアできる。

ドレスアップ時、ショーツは避けて
ビーサンをエスパドリーユに。


パンツ2万1000円/トゥモローランド ピルグリム(トゥモローランド 渋谷本店 03-5774-1711)、靴1万5000円/カスタニエール(ハイブリッジ インターナショナル 03-3486-8847)


海でのビーサン&ショーツは快適すぎて手放せないが、ドレスコードでは真っ先に弾かれる。エントランスで恥ずかしい思いをしたくなければ、長いパンツに着替え、エスパドリーユに履き替えておくのが得策だ。

シアサッカー地のパンツも外せないが、コードレーンは清涼感があり、なおかつ落ち着いた雰囲気で良い。そして、灼けた素足にジュート素材は心地良いし、キャンバスのものなら安価でも手に入る。
 

倭田宏樹、吉野洋三=写真 鴇田晋也=スタイリング 鵜飼雄輔=ヘアメイク

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