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2018.04.17

ファッション

これだけ知ればコーデの達人。派手色×柄の着こなしルール五カ条

一点使いじゃ物足りない。もっと自由に、もっと大胆に、全身で派手な色柄を味わいたい。
そんな豊かな遊び心と好奇心を持った大人に捧げる、見て楽しい、着て楽しいカラーコーディネイト標本。

スモーキートーンを派手な色柄の調整役に

ブルゾン3万8000円/キャプテン サンシャイン(クリップ クロップ 03-5793-8588)、シャツ1万2000円/ビームス プラス(ビームス プラス 原宿 03-3746-5851)、Tシャツ1万3000円/ジャクソン マティス(ハンドイントゥリーショウルーム 03-5775-7813)、パンツ3万9000円/ベルナルド ジュスティ(ティンク 06-4704-2525)、サンダル2万1000円/ナイジェル・ケーボン×スイコック(アウターリミッツ 03-5413-6957)、サングラス1万5000円/アイヴォル(アイヴァン PR 03-6434-5027)
オレンジ&グリーンの2色を基調に、全身をカラーアイテムでスタイリング。個々が主張するため、パンツやサンダルは彩度を抑えたスモーキーなトーンにすることで、派手でもまとまり感のある仕上がりに。
 

柄の中からカラーを拾うと散らかって見えない

コート3万6000円/トラディショナル ウェザーウェア(トラディショナル ウェザーウェア 青山メンズ店 03-6418-5712)、シャツ1万1000円/アダム エ ロペ 0120-298-133、Tシャツ1万5000円/フェデッリ(トレメッツォ 03-5464-1158)、パンツ2万3000円/ニードルズ(ネペンテス 03-3400-7227)、サンダル2万5000円/スティーブン マノ(エディフィス 渋谷 03-3400-2931)
グリーンのコートに、イエローのシャツ、ピンクのTシャツと、バラバラのカラーを合わせても散らかった印象を受けないのは、エスニカルなペイズリー柄のパンツからそれぞれの色を拾っているから。全身で派手色を楽しむときは、こうした多色使いのアイテムをどこかに一点取り入れるのが有効手段となる。
 

攻略のカギはミドルレイヤーの濃色にあり

ジャケット7万8000円/サイ(マスターピースショールーム 03-5414-3385)、ベスト2万5000円/バレナ(エリオポールメンズ銀座 03-3563-0455)、シャツ2万8000円/ティーエスエス(ティーエスエス 代官山ストア 03-5939-8090)、パンツ2万7000円/コバート(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)、靴2万4500円/エイティーズ(エドストローム オフィス 03-6427-5901)
ギンガムチェックのジャケット、着丈が長めのシャツといったアクの強いアイテムが主役。そのなかでポイントは、ミドルレイヤーに挿した濃色のネイビーベストだ。ボタンの開け閉めによってインナーの赤の面積を調整でき、ネイビーが多く顔を出せば引き締め効果も生まれる。
 

多色使いのセオリーを組み合わせた応用技

コート6万5000円/カモシタ ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)、ジャケット3万5000円、Tシャツ1万2000円/ともにニードルズ(ネペンテス 03-3400-7227)、サンダル2万円/スイコック パープルレーベル(すべてネペンテス 03-3400-7227)、パンツ2万8000円/ティーエスエス(ティーエスエス 代官山ストア 03-5939-8090)
インナーの総柄Tシャツを構成するカラーから各アイテムの色を拾い、さらにミドルレイヤーに挟んだスモーキートーンで印象を引き締めている。つまり上で紹介した2つのコーディネイトのテクを合体。無秩序なようで、実はセオリーに沿ってロジカルに組み立てられた応用技だ。
 

多数の色をつなぐクレイジーカラーを投入

コート8万1000円/エンジニアド ガーメンツ(ネペンテス 03-3400-7227)、パンツ2万1000円/ニードルズ(ネペンテス 03-3400-7227)、サンダル2万6000円/ニードルズ×トロエントープ(すべてネペンテス 03-3400-7227)、シャツ2万3000円/ギットマン ヴィンテージ(アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店 03-5366-5425)、Tシャツ1万2000円/ビオトープ 0120-298-133、サングラス3万6000円/オリバーピープルズ(オリバーピープルズ 東京ギャラリー 03-5766-7426)
アウターとインナーとボトムス、それぞれの派手色のつなぎ役としてパネル配色のシャツを。こんなクレイジーカラーも、前出の総柄と同じ効果が得られる。すべて単色モノで合わせるよりもコーディネイトが容易になり、完成度も高くなる。


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