デニムのない人生は、チャーシューのないラーメンみたいなもんだ。なくてもいいけど、あったほうが腹は満たされるし、一杯が美味しく感じられる。
デニムだってそう。ないよりはあったほうが、きっと毎日が楽しくなる。しかも、こんなにいろいろな種類のデニムがリリースされている現在、恵まれていると思わないかい?
「フェンディ」のデニム
シルエットは程良いテーパード。リアルヴィンテージのような風合いで、腿や膝のほつれ部分からは、お馴染みのブランドロゴが顔を覗かせる。まるでグランジを思わせるリペア風のデザインを、世界最高峰のブランドが手掛けているのが興味深い。
「A.P.C.」のデニム
「シルエットが美しいブランドは?」と聞かれて、まずこのブランドを思い浮かべる人は多いはず。オッサンにとって新定番ともなるブランドの新作は、淡いトーンの自然な色落ち具合がナイス。
「ジャック & マリー」のクッション
例えば、こんなウォッシュ加工のクッションが家にあるだけでも、日々の暮らしがちょっと豊かになる気がする。やっぱり、着なくたってデニムが好きなんだ。
「ディッキーズ」のデニム
リブ裾のストレッチデニムを手掛けたのは、ワークパンツの雄。太いベルトループに縦ポケ仕様など、チノの面影がしっかりと感じられる。
「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング×リー」のジャケット
リーの定番Gジャンが、人気セレクトとのコラボレーションで現代的シルエットに。迷彩模様のように見えるブリーチ加工も注目。
「デウス エクス マキナ」のジャケット
カリフォルニアに根付くバイク、ヒッピー、音楽といったカルチャーを感じさせる刺繍に目がいく1着は、デウスによるもの。デニム・オン・デニムなどで楽しみたい。
「ガス」のデニム
テーパードを利かせたブラックデニムは、オンス高めでタフな顔つき。だが、ストレッチを効かせて快適性は確保。このバランス感がうれしいのだ。
「ユニクロ U」のデニム
スタンダードな5ポケットを散々はいたならこんなバルーンシルエットに手を出すのもいい。デニムと常に新鮮な関係でいられるから。それでいて、このフレンドリープライス!
「バブアー」のジャケット
オイルドジャケットで有名なバブアーから、こんな軽やかな淡色デニムの1着が登場した。“あのビデイル”とは、また違った印象が楽しめる。
「べトン シレ」のキャップ
フランス・ブルターニュ地方のフィッシャーマンが昔から被っている伝統的なブリムレス帽子がインスピレーション。バックにはレザーベルトのアジャスターが配されている。