「私にとっての旅は、浅草を徘徊することだった」。昭和の作家・色川武大は『寄席放浪記』でそんなふうに書いた。秘境や異国を訪れるのは立派な旅である。しかしながら、馴染みの街にだっていくつもの新発見が転がっているはずだ。
だから、街に出よう。美術館や博物館、ギャラリーに古本屋。気分のおもむくまま行き先も決めずに。ただできれば、旅の気分を味わえるようなアイテムを身に着けて。
「ルイ・ヴィトン」のバッグ、キーホルダー、サンダル
鮮やかで深い色みのブルーの“モノグラム”を纏った「モノグラム・アウトドア」は、ルイ・ヴィトンの今季の新作。
バンジーコードや止水ファスナーといったまさにアウトドアなディテールを備えたバックパックに、ウッドソールを装着したストラップ付きのサンダル。そう、いつもの街なのにまるでバックパッカーの気分だ。