誰がそう呼びはじめたのかは知らないけれど、いつしかそう呼ばれている“小籠包バッグ”。ふっくらした丸い形状と紐を絞ったときの姿を見れば、確かに上部で折り襞をつけて包んだアイツに見えてくる……。
ところで皆さんは、この大人気バッグをもうお持ち? 最近だと驚くほど種類も豊富だが、今から買うなら、以下に紹介するものぐらい、気が利いたやつがオススメだ。
「タカヒロミヤシタザソロイスト.」のバッグ
スエードボディを装飾するフリンジ&シルバーパーツ。これが、小籠包に添えた針生姜……には見えるわけはありません。
デザイナー宮下貴裕の非凡なセンスが冴え渡る逸品。圧倒的な存在感とウェスタンムードが男心に響く。
「ホーボー」のバッグ
素材やディテールにこだわり、すべて国内で生産されるホーボーのバッグ。カウレザーにすることで、粗野な雰囲気を残した。
手持ちでも肩掛けでもイケる、長めのストラップがポイント。
「アエタ」のバッグ
ブランド名が日本語の“逢えた”に由来する、気鋭バッグブランド。オールレザーにこだわることで、武骨さと洗練が同居している。
グレーとホワイトは今季の新色だ。
「グッド オン」のバッグ
お家芸のTシャツを思わせる厚手コットンジャージー生地を使ったカジュアルなヤツ。
あえて洗いをかけることで、使い古したようなくったりした風合いを演出。
「ブラックミーンズ」のバッグ
まるでオブジェのようなユニークな角錐形の巾着は、レザーブランド界の雄、ブラックミーンズが手掛けたもの。
バッグの中に忍ばせてもよし、部屋に置いてもよし、とその使い道を考えるだけでもワクワクする。
「ネクサス7×ポーター」のバッグ
キルティング×チェーンという、女子が大好きなコンビネーションがまさか、メンズで拝見する日が来るとは!
スポーティかつリッチな印象で、妻の評判も上々だ。
「ウエストオーバーオールズ」のバッグ
パンツのディテールをデザインに落とし込んだもので、バッグの正面に見えるのは、いわゆるパンツの尻ポケット。素材はデニムにコーデュロイが揃う。
チラりと顔を覗かせる腰裏のテープを模した意匠もツボに刺さる。
「イルミーチョ」のバッグ
色鮮やかなプルタブのような小さなレザーを、ハンドメイドで一つひとつ丁寧に編み上げる。メッシュレザーが印象的なミニバッグ。
使い込むほどに味の出る、経年変化も楽しめる逸品だ。