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2018.01.15

ファッション

大人になってもココロときめくNEWSなアイウェア【前編】

新しい、面白い、珍しい。そんなNEWSにきっと誰もが胸を踊らせる。その感覚、たとえ大人になっても変わらないでしょ? で、アイウェアのワクワクする最新トピックスを集めてみたらココロときめくアイウェアがたくさんあった。
前編では、注目のコラボレートや業界内でも有名な親子の新たな試みなどをご紹介。それらを身につけるだけで、なんだか特別な自分と出会えそうな気がしてくるから不思議だ。
 

夢にまで見た世界的なメガネ屋のコラボレートが実現

4万3000円/オリバーピープルズ アンド アラン ミクリ(オプティカルテーラー クレイドル 青山店 03-6418-0577)
オリバーピープルズとアラン ミクリ。ともに1980年代のアイウェアシーンを牽引した2大巨頭が夢のコラボレートを実現させた。

レトロなダブルブリッジのコンビフレームをオリバーピープルズがこしらえれば、アラン ミクリは得意とする独創的な色をフロントに纏わせる。テンプル内側には、ダブルネームをしっかり刻印。こんな奇跡、もうないかも!
 

かなり希少なメイド・イン・USAのアイウェアを手に入れよう


OC世代にとっては、洋服がメイド・イン・USAってだけでどこかうれしくなる。アイウェアにおいてもご多分に漏れずだろう。ただ、アイウェア界では今USA製が極端に減少し危機的状況に陥っている。それを死守するアメリカの良心がこちら。
[上から]
RANDOLPH ランドルフ
米軍の航空兵に支給されるミルスペック。堅牢さでコイツに勝てるヤツはいない。2万2000円/G.B.ガファス 03-6427-6989
GLCO × MARK MCNAIRY ジーエルシーオー × マークマクナイリー
海外ブランドのジャパンメイドもうれしいけど、生粋のアメリカブランドのUSメイドは大歓迎! 4万2000円/コンティニュエ 03-3792-8978
SPECTACLARS スペクタクラーズ
NYでは、ヴィンテージメガネの専門店が本気でUSメイドのメガネ復権を掲げる。2万9000円/ブリンク外苑前 03-5775-7525
 
 

有名なあの親子が、また新しいことを始めたらしい

オリバーピープルズといえば、ヴィンテージが持つ職人技や佇まいを、現代の技術と解釈で再構築したコレクションで知られる。その中心人物だったラリー・レイトは、数人の仲間たちと創設したこの共同体から離れ、今、新たなクリエイションのステージに立っている。
息子と新しいコレクションを始めるラリー・レイトは、ヴィンテージメガネのコレクターでもある。
渋谷にあるグローブスペックス ストアに話を聞きに向かうと、そこにはGLCOを手掛ける息子のギャレット・レイトの姿もあった。彼は言う。「古巣を去ったあとも、父はデザインへの情熱を失ってはいなかったんだ。だからそのステージを用意したくてね」。
息子のギャレット・レイトも父の影響を受け、自身のブランドでヴィンテージスタイルを継承。
2018年にスタートを切る新ブランドの名はミスター・レイト。特別な素材、仕様で表現し、しかも少量生産。ラリー・レイトは、「スペシャルを求める顧客を次のステージに導きたいんだ」と熱弁する。
誰もが簡単に手に入れられるものじゃない。だからこそそれを持つに相応しい大人になりたい。そう感じさせる特別なコレクションなのだ。
 
サングラス6万7000円、メガネ7万8000円、クリップオン2万8000円/すべてグローブスペックス ストア 03-5459-8377
MR. LEIGHT ミスター・レイト
上のサングラスはテンプル中央にスプリングヒンジを設け、顔の側面に程よくフィット。メガネは横にスライドするスライディングテンプル仕様。
 
話題性に富むNEWSはいつも我々を楽しませてくれる。むしろ、アイウェアでワクワクできるっていうのは、モノを知るオトナならではの特権といえるのではないか。そんなアイテムならいつでもウェルカム、じゃない?
後編では、進化したクリップオンやハイテク遠近両用メガネなど、さらに楽しいNEWSなアイウェアをお届けするので乞うご期待。
清水健吾=写真 菊池陽之介=スタイリング


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