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2017.05.05

ファッション

ルイ・ヴィトンのバッグ、ブルガリの腕時計。「薄い」というセンスの共通項

ルイ・ヴィトンが考えた「アベニュー・バックパック」ってなんだ!?

アヴェニュー=大通り。つまりは街でアクティブに遊ぶ男たちのためのバックパックだ。早速紐解こう。横から見るとシャープな三角形。底に向かってマチ幅が広がっていくので、容量は十分に確保。ポケット数も申し分なく、内部にはPCやタブレットを収納するスリーブを装備する。
抜群に発色のいい独自の「ダミエ・アンフィニ レザー」はとても軽やかで、マット仕上げのメタルパーツは高級感を漂わせてくれる。バッグのもうひとつの役割であるアクセサリー的効果も踏まえたうえでの、無駄のない仕上がり。旅の名門が作ったバックパックは、いつもの街歩きを洗練された旅に変えてくれるのかもしれないな。


H38×W31×D21㎝ 各29万4000円/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854
 

ブルガリ様、「中身が薄い」は褒め言葉です


話は濃く、御礼は厚く。いずれも中身が薄くちゃ敬遠される。ところが薄くて大歓迎というものが時計界にある。ムーブメントだ。その薄型化は繊細な部品を扱って精度と強度を保つウデの見せどころ。つまり極端に薄く仕上げた腕時計は、そのブランドの技術の高さにほかならないのである。そこへ名乗りを上げたのがブルガリ。2014年のトゥールビヨン、そして’16年のミニッツリピーターと立て続けにムーブメントの世界最薄を記録し、時計界を騒がせた。そして今年は「オクト フィニッシモ オートマティック」で世界最薄2.23㎜厚の自動巻きムーブメントを発表。3冠達成である。チタンケースを纏った汎用モデルの登場で、腕元事情に旋風が巻き起こりそう。


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