2020.05.27
FAMILY

忙しくても食事は絶対に親子で! 手間なしで作れるオトーチャンメシもご紹介

親子で料理

「シングルオトーチャンの生活白書」とは……

親子にとって、食事の時間はとても大切

子供との食事の時間は、いちばんのコミュニケーションの時間です。仕事や学校があるので、一緒に食事ができるのは夕食のときが多いと思いますが、子供から今日1日の出来事を聞きながらご飯を食べるのはとても嬉しいことです。僕はこの親子での食事時間をとても大切にしています。

シングルファザーになるまでは料理をあまりしてこなかったので、おかずの種類も少なく質素で簡単なTHE 男メシが多いですが、それでもそのご飯を食べながら、笑いあり、涙あり、しつけありで、同じ時間に同じものを食べて親子で共有する時間はとても特別な時間だと思っています。

コミュニケーションの面ではとても大切なことがあります。それは、ご飯を食べているときは、心のガードが外れているときなので、普段話せないことも口にしたりするものです。ドラマなどで、夕飯を食べ始めたときに、子供が親に相談し始めるシーンってありますよね。あれは実はドラマならではの演出ではなく、ご飯タイムはそのような環境が自然と作られるのです。そのため、幼少期から多感な時期まで、一緒にご飯を食べるということが子供にとってはとても大切な時間なのです。

だから僕は、食事でのいちばんのこだわりとして、孤食には絶対にしないというのを掲げています。ただただ、それだけです。これは、息子がこれから成長し大人へと成長していっても可能な限り続けていきたいと思っています。

孤食のメリットといえるのは、自分でご飯の用意や片付けができるようになった場合のみ。あとはこれといってメリットはありません。親子のコミュニケーションが取れないことはもちろんのことで、子供にとってはとても寂しい気持ちにさせてしまいます。また、孤食の場合は栄養の隔たりが出たり、たとえ親が夕食を用意したとしても、誰に注意されるわけでもありませんから、自分の好きな物しか食べなかったりしてしまいます。

さらに、姿勢や箸の持ち方などマナー面でも注意ができず、ちゃんと身に付かなくなってしまいます。しかし、親子で顔を合わせて食事をすれば、箸や皿の持ち方、相手を気遣っておかずを皿に分けるなど、マナーや思いやる心も育ませることができるのです。親子関係だけでなく、社会に出ていくうえで重要なことを教えてあげられるという点においても、とても大事な場です。

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料理が苦手なオトーチャンもご飯を作ってみよう

毎日一緒に食卓を囲むだけでも、親子にとっては大事なコミュニケーションです。でもせっかくならその食事も、人任せや出来合いのものではなくて、自分で作ってみてはいかがでしょう。先ほど述べた通り、僕はシングルファザーになるまでは料理をあまりしてこなかったので、作るとしたら質素で簡単な料理が多いですが、それでもいいのです。

「オトーチャンが作ったご飯を食べる」という経験だけでも、子供にとっては嬉しいこと。たまに作るだけだとしても、子供との仲はより深まることは間違いありません。僕は、料理にあまり時間をかけずに作れるものを意識しつつ、栄養バランスを考えて、偏りがないように気を付けた食事作りを心掛けています。今回はそんな簡単だけど栄養満点な料理もご紹介しますので、ぜひ試してみてください。

子供は野菜嫌いが多いですが、その嫌いな野菜をどのように好きにさせていくかについては、すごく頭を悩ませています。嘔吐反射が出るぐらい嫌いな野菜は時期が来るまでと思っていますが、食べれるけど食べないものには、味付けや料理の仕方で対応しています。

野菜でいうと、息子は基本的には野菜を食べようとしないのですが、ポトフであれば食べてくれます。これは、僕にとっても、野菜やソーセージなどを煮込んでコンソメスープを入れればできあがるので、とても簡単で野菜もいっぱい摂れる料理です。

ポトフ

あと、ブロッコリーが嫌いな人は子供に限らずたくさんいるのですが、湯煎したブロッコリーをシーチキンと混ぜるだけで、ブロッコリー嫌いな人でも食べれる一品に! しかも、これも一瞬でできるし、子供も喜んで食べてくれます。

ブロッコリーとシーチキン

魚系では、焼いた鮭と味噌汁と納豆といった旅館の朝ごはんに出てくるようなメニューや、どんぶりにご飯を入れて、その上にスーパーで買ってきた刺身をのせた海鮮丼を作ることもあります。簡単だけどボリュームがあって、食べ盛りの子供でも喜んでくれるはずです。

海鮮丼

肉系で手軽に作るのはこれもTHE 男メシって感じですが、豚の生姜焼きです。子供も好きですし、ヘルシーなメニューなので僕自身も大好きです。

豚の生姜焼きなど

家ではこんなご飯を作っていますが、子供は外食が大好きなので、月に1回程度は連れて行きます。親子ふたりのときもあれば、息子の仲の良い同級生の親子さんと一緒に、ワイワイ楽しく外食をします。子供たちはワイワイして、とても楽しがっていますし、その姿を見ることは僕たち親にとっても嬉しいことです。また、親である僕たちにとっても手抜きかつ息抜きになるので、外食の時間をあえて作るのもオススメです。

親は知らぬ間に、子供に寂しい思いや我慢をさせていることがあります。だからこそ食事という場は、かけがえのない時間としてしっかり確保する必要があります。子供の食事の栄養バランスをしっかり管理してあげることはもちろん、子供との信頼関係を築いてずっと心身共に支えになってあげるためにも、親子の食事時間を大切にしてくださいね。

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「シングルオトーチャンの生活白書」
今やシングルファザーの存在は珍しくない。しかし、シングルファザーはどのような生活を送っているのか、父子家庭の悩みなど、その実態を知る人はまだまだ少ないはず。そこで本連載では、リアルシングルファザーであるてっちゃんさんの子育て生活を覗いてみることに。彼の苦労や悩みを通して、自分の子育てや親子関係を改めて考えるきっかけにもなるはず。 上に戻る

シングルファザーてっちゃん=文
30代後半、大阪府在住の9歳の息子を育てるシングルファザー(歴1年半)。チャイルドカウンセラー・家事療法カウンセラーの資格保持。「シングルファザーでも子育ては十分にできる。愛情を注げばシングルファザーであっても子供はちゃんと育ってくれる。息子に寂しい思いをさせず、やりたいこともさせてあげて、不満なく、子供の無限の可能性の選択肢を広げてあげること。そして何より、笑いが絶えず、色んなことを楽しく、そして色んなことにチャレンジして乗り越えていく」をモットーに息子と生活を送る。父子家庭や子育てに関しての悩み解決ブログ「シングルファザーてっちゃんの子育てお悩み解決」を運営。
# シングルオトーチャンの生活白書# シングルファザー# 親子
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