「LULULEMON」
スウェット1万4800円、パンツ1万4800円 /ともにルルレモン 0800-080-4090
「自分のための時間を作りましょう。運動をしても、エネルギーを消耗することはありません。むしろ、活力が湧いてきて、まるで子供の頃に戻ったような気分になれるのです。」
リチャード・ブランソン(ヴァージン・グループ 創設者)贅沢というと、何かを「所有する」ことばかり考えてしまう。けれど、自分のために使える時間もまた、かけがえのない贅沢だ。仕事から離れて体を動かす。あるいは、ただゆっくりと過ごす。大切なのは、忙しさからいったん離れ、自分自身を取り戻す時間を持つこと。
ヴァージン・グループの創設者リチャード・ブランソンが語るように、そんな豊かさに気付くことができれば、贅沢の基準も少し変わってくる。両面を起毛させた柔らかな素材を使ったルルレモンのセットアップは、アクティブなシーンだけでなく、リラックスした時間にもよく似合う。心と体を整えるひとときもまた、大人にとっての贅沢なのだ。
「PLAIN」
「凝ればいくらでもあそぶことができますが、凝りすぎたのは鼻につきます。あまり由緒来歴をひけらかすことも、すっきりしません。
ものは程々に投げやりなのが美しい。おしゃれな人は、上等の結城を、「結城なんて何だい」てな調子で、着こなしているものです。」白洲正子(随筆家)いいものだからといって、ありがたがって着る必要はない。むしろ、その価値をことさらに語らず、“いつもの服”として扱える人のほうが格好いい。着物を日常の普段着として楽しんでいた白洲正子が言う「程々に投げやり」とは、無頓着なのではなく、ものに振り回されないということなのだろう。
ラグジュアリーブランドでも、量販品でも、白いTシャツは白いTシャツ。価格やブランドの序列から離れ、自分にとっていいものを同じように着る。上等なものを上等だからと特別扱いせず、普段の暮らしのなかで惜しげなく使う。ものを知りながら、それをひけらかさない。その軽やかさに、大人の粋が漂う。
「LEICA」
「幸福が現実となるのは、それを誰かと分かち合ったときだ。」
映画『Into the Wild』おいしいものを食べたとき、心を動かす服や音楽に出会ったとき、美しい景色を目にしたとき。ひとりで味わう喜びもいいけれど、「誰かにも伝えたい」と思う瞬間がある。映画『Into the Wild』のラストシーン。生きることの意味を問い続けた主人公がたどりついたこの言葉は、幸福とは誰かと分かち合うことで、より深まるのだと教えてくれる。
一緒に食卓を囲む。気に入った服について語り合う。旅先で見た景色を伝える。そうしてひとりの体験が誰かの心へと広がっていく。写真も、そのためのひとつの方法だ。ライカ「M10-P」で切り取った一瞬を誰かに見せれば、そのときの感動まで分かち合える。いいものも、いい時間も、共有できればもっと楽しい。それくらいシンプルなことなのかもしれない。
OCEANS12月「High STANDARDs.」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!