
全身を黒で統一する“オールブラック”は、男の永遠の定番でありながら、一歩間違えると平坦で退屈な印象に陥りがちだ。単調さを打破する鍵となるのが、異素材の質感とエッジの効いた“小物使い”である。
黒の持つ引き締め力を活かしつつ、立体的な表情とメリハリを宿す洒落者たちのテクニックに迫る。
【写真6点】「オールブラックコーデを退屈に見せない方法」の詳細を写真でチェック① 赤レンズとクロムハーツが光るタフなチカーノテイスト
眼鏡=ローカルズオンリー×ブラックフライズ Tシャツ=サンティ パンツ=ディッキーズ 財布=クロムハーツ シューズ=不明
▶市川さんのスナップをすべて見る市川 航さん(34歳)サンティの黒Tにディッキーズの黒パンツ、足元には重厚な黒ブーツを合わせたタフなワントーン。チカーノカルチャーを思わせるクラシックなツインブレイズヘアが存在感を放ち、武骨な黒の組み合わせにストリートの濃厚なアイデンティティを注ぎ込んでいる。
顔周りには赤いレンズが映えるサングラスを据え、漆黒の装いに鮮烈なコントラストを演出。腰元から覗くクロムハーツの財布と力強い光沢を放つシルバーのウォレットチェーンが硬質な輝きを添え、小物使いの美学が光るエッジの効いた黒の着こなしを完成させた。
② ナチュラルハット&レザーが魅せる清涼なワントーン
帽子、バッグ=ともに不明 Tシャツ、パンツ=ともにユニクロ 腕時計=フィットビット シューズ=アディダス
▶酒井さんのスナップをすべて見る酒井良一さん(50歳)ユニクロのシンプルな無地Tに、同じくユニクロのショーツをあわせた究極にミニマルな組み合わせ。軽快なショーツの丈感と無駄のないシルエットが、アクティブでありながらどこか都会的な夏のオールブラックを形作っている。
黒で揃えた装いの頭上には、清涼感漂うベージュのストローハットを乗せ、カラーコントラストを利かせたアイキャッチなアクセントを演出。手元には上質な黒レザーのトートバッグ、足元にはアディダスの黒レザースニーカーを配置し、天然素材とレザーの質感差で黒の持つ表情を豊かに広げた。
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