OCEANS

SHARE

ゴルフやドライブで命を守る危険回避術

ーー 夏場のレジャーにおいて、具体的にどのような対策を取るべきでしょうか。たとえば、ゴルフコースの場所や時間帯の選び方にアドバイスはありますか。
advertisement

ゴルフ場はコンクリートの照り返しこそありませんが、日射を遮るものがないため高温になりがちです。最高気温を観測するのは一般的に午後。12時頃から夕方にかけては高温が続きやすいため、なるべく朝の早い時間帯にラウンドを回るのが鉄則です。

場所としては、海風が入る海沿いのコースや、標高の高いエリアがおすすめでしょう。標高が1000m上がると、気温は約6℃下がりますから。


advertisement

ーー 長距離ドライブが増える季節です。車移動で注意すべき点も教えてください。

エアコンをかけていない車内は、サンシェードをしていても30分ほどで40℃に達することが実験で分かっています。車に乗ってすぐ出発するのではなく、ドアを開けて熱気を逃がし、エアコンで車内を冷やす時間を設けてください。当然、対策なしでの車内待機は命取りになるので厳禁です。

また、夏場の運転は想像以上に疲労が蓄積するため、長距離ドライブではこまめな休憩を心がけてくださいね。

ーー 子どもや高齢者の熱中症リスクについてはどうでしょう。

小さい子どもは体温調節機能が十分に発達しておらず、特に自分で異変を訴えられない乳幼児には、大人が先回りして環境を整える必要があります。身長が低いため地面からの照り返しの影響も強く受けますし、ベビーカーもアスファルトに近いので注意が必要です。

1日で最も気温が下がるのは放射冷却が効く朝方5時頃。夏の散歩などはできるだけ早い時間帯を選ぶか、気温が落ち着く17時以降を選ぶのがおすすめです。



また、高齢者の場合は喉の渇きや暑さを感じにくく、室内でも脱水症状を起こしやすいため、周囲が積極的に声をかけて水分補給やエアコンの使用を促すことが大切です。
3/3

次の記事を読み込んでいます。