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「走る・壊す・直す」を繰り返す

まさに「DISCOVER」を具現化している両車種。その開発拠点が、愛知県豊田市・岡崎市にまたがるTTC-Sであり、今回のツアーではその現場も公開された。

その原点は約30年前、トヨタ自動車の現会長である豊田章男の「ニュルブルクリンクでしかできないことが、なぜ日本でできないのだろう」という問いにある。ドイツにあるニュルブルクリンクは、「スポーツカー開発の聖地」とも呼ばれるサーキットであり、自動車メーカー各社のテスト走行にも利用されている。厳しい道を走り、壊れた箇所を見つけ、その場で直し、また走る。このサイクルを一日に何度も繰り返すことで、クルマは鍛えられていく。こうした開発思想を日本で実現する場所として、TTC-Sは構想され、18年に建設が着工。24年3月に全面運用を開始した。総面積約650haの広大な土地に、カントリー路、高速評価路、特性評価路、ダートコースが整備されている。

トヨタテクニカルセ ンター下山の外観。総面積約650haの広大な敷地は、カントリー路を備えた中央エリア、高速評価路や特性評価路を擁する東エリア、3号館を中心とした西エリアで構成される。

トヨタテクニカルセンター下山の外観。総面積約650haの広大な敷地は、カントリー路を備えた中央エリア、高速評価路や特性評価路を擁する東エリア、3号館を中心とした西エリアで構成される。


来客棟やデザイン部門、オフィス、車両整備ガレージを集約した3号館。デザインと整備の現場を近接させることで、情報共有と開発スピードの向上を実現している。

来客棟やデザイン部門、オフィス、車両整備ガレージを集約した3号館。デザインと整備の現場を近接させることで、情報共有と開発スピードの向上を実現している。


最大の特徴は、壁のないワンフロア設計により、デザイン・設計、評価、整備といった一連の開発サイクルを拠点内で完結できる点にある。約3000人に及ぶ多様な領域のメンバーが、レクサスやスポーツブランド「GR」の開発に取り組む。

デザインエリアで目につくのは、クレイモデルだ。仮想空間で正確に形状を確認することも可能だが、人の感性や職人の技を大切にしながらモノづくりを行っているのが、いかにもトヨタらしい。

TZのクレ イモデル。本物と見紛うほどの高い完成度を誇る。

TZのクレイモデル。本物と見紛うほどの高い完成度を誇る。


トヨタが重視する“現地現物”の開発思想。実物大のクレイモデルを用い、ボディの存在感や面の美しさ、光の映り込みまで検証する。

トヨタが重視する“現地現物”の開発思想。実物大のクレイモデルを用い、ボディの存在感や面の美しさ、光の映り込みまで検証する。


ガレージエリアでは、テストコースを走ってきたばかりのクルマがリフトアップされ、エンジニアたちとプロドライバーたちが意見交換を行っている。

テスト走行中のTZ。テストコースで車両を徹底的に鍛え上げ、「走る、壊す、直す」を繰り返す。

テスト走行中のTZ。テストコースで車両を徹底的に鍛え上げ、「走る、壊す、直す」を繰り返す。


「ここは『もっといいクルマづくり』を続けるためだけにつくられた、世界でも類を見ない場所です。『走る・壊す・直す』を繰り返す。デザイナー、エンジニア、メカニック、ドライバーが一体となり、クルマを磨き上げていきます」

こうした厳しい環境のなかで鍛え上げられたTZとES。レクサスはTTC-Sを起点に、誰もまねできない、時代に合わせたラグジュアリー体験を追求し続ける。


LEXUS
https://lexus.jp/

Promotion by LEXUS
text by Fumihiko ohashi /photograph by Shuji Goto /edited by Akio Takashiro
提供記事=Forbes JAPAN

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