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最新コラボは、サー・ポール流の“TWIST”が満載!


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では、サー・ポールの思いが詰まった今回の“The MINI Paul Smith Edition”を見ていきたい。まず、注目すべき点は、現行MINIのモダンな魅力を損なわず、サー・ポールのセンスが滲み出ているところだ。

「すべてにおいてクリエイティビティを優先したいところですが、車というのは、実用品で安全基準などの点で多くの制約があります。それをクリアしなければならないのが難所。好き勝手はできません。ハンドルやギアレバーをレトロスペクティブに昔の仕様にすることは、したくてもできませんからね(笑)」。


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取材時に実車を見ることができたのは、EVモデルのインスパイアード・ホワイトとステイトメント・グレーの2色。

「伝統のあるMINIに敬意を払いつつ、自分らしさを表現することに心血を注ぎました」というとおり、サー・ポールらしい茶目っけが随所に見られる。

「ドアを開けると、床にHELLOの文字が映し出されます。ここはかなりお気に入りのポイント」。



それ以外にも、遊び心あるディテールが目白押しだ。例えば、ドアシルの部分には、”Every day is a new beginning!”というサー・ポールからのメッセージが印字されていたり、足元のマットには、ラッキーチャームのウサギマークがワンポイントであしらわれていたりしている。

また、ダッシュボード部分にシャドーストライプが施されていたり、シートのステッチがブルーだったりと見どころ満載。




「カラーリングにもクリエイティビティを発揮しました」という点は、エクステリアを見れば一目瞭然。

ボディとルーフはツートーンに。またホイールキャップにグリーンがあしらわれている点にも注目だ。



「私のホームタウンにちなんで“ノッティンガム・グリーン”を随所に採用しています。ロビンフッドでお馴染みですよね」。



そして、ダークトーンで引き締める際に使用されているのは、車では定番のブラックではなく、ネイビーだ。

「ブラックはちょっと固く見えすぎてしまうんです。ネイビーだと少し柔和な印象になりますよね? 英国ではブレザーの色としても広く認知されているトラディショナルカラー。あえて車にも使用してみました」。

「インスピレーションはどこにでもある」。これは、サー・ポールの過去のインタビューを遡ると頻繁に出てくる言葉だ。まさにそのとおりの縦横無尽の発想で、面白おかしく車を飾っている。



「私は“twist”するのが好き。控えめに少しだけ“ヒネる”。もともとデザインとして優秀なMINIという車の魅力はそのままに、自分らしさを少し加えてみる。今回はそれがうまくいったと自負しています。多くの人に、私が仕込んだサプライズを味わって、ポジティブな豊かなカーライフを送っていただきたいですね」。

英国カルチャーを象徴するふたつのブランド。控えめだけど華がある。そして、長く愛されている。そんな共通項をもつ両者が自信をもって送る意欲作。毎日を楽しみたい人にうってつけの一台になるはずだ。

延命悠大=写真 髙村将司=文

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