
ベルトではなく、あえてサスペンダーでパンツを吊る。もともとは英国紳士のスーチングにルーツを持つという歴史的背景も手伝い、なんだか大人っぽく見える。でも、下手すると逆にコドモ見えの危険も。センス良く遊んだ5人を手本に、さくっとコツを掴んでおこう。
【写真11点】「遊び心に溢れたサスペンダーの使い手たち」の詳細を写真でチェック① サスペンダー以外もディテールの見せ方が超絶
帽子、シャツ、ベルト=すべてオルゲイユ 眼鏡=ダッパーズ カットソー=ステュディオダルチザン パンツ=マルサンカクペケ リング=レジェンド シューズ=不明
▶︎ナカムラさんのスナップをすべて見るナカムラさん(34歳)ファニーな名前とは裏腹に、ヴィンテージ然とした風格を漂わせるブランドのワイドパンツ。吊り上げとロールアップで繊細な縦のバランスを作り、タックインで引き締めた。
シックなワークスタイルをベースとしながらカラフルなヘンリーネックで遊ぶなど、サスペンダー以外もディテールの見せ方が超絶。丸メガネのアクセントもセンス良し。

② 個性的な脇役で遊ぶ、文句なしの強者の装い
Tシャツ=シーエフシーエル パンツ=バレンシアガ シューズ=メゾンマルジェラ 眼鏡=カルティエ バッグ=フェリージ ブレスレット、バングル2=ともにティファニー バングル=ピアジェ リング=不明
▶︎奥村さんのスナップをすべて見る奥村さん(57歳)超ワイド&ロングなプリーツ入りスラックスに、ビッグシルエットのTシャツ。引きずる裾をまるで気に掛けないはき方にも圧倒的スタイルを感じさせる、強者の装いである。
ルーズなウェアをサスペンダーで強引にまとめつつ、個性的な脇役たちでも遊ぶ。肩からは真っ赤なデカバッグを提げ、両の腕元には金銀のブレスレットを。文句なし。

③ 個性的なウェアを、より自分らしく着こなす
シャツ=アロハブロッサム カットソー=ポロ ラルフ ローレン パンツ=アメリカ軍 シューズ=ベンチ 帽子=ステットソン 眼鏡=エイチフュージョン ベルト=ヴァーティカル
▶︎三澤さんのスナップをすべて見る三澤和也さん(45歳)開襟シャツと迷彩ショーツ、レオパード柄のサンダル。その組み合わせがすでにユニークな夏の軽装が、個性的な小物使いでいっそうアイコニックな顔立ちに変貌する。
ストローハットと跳ね上げ式のサングラスで顔周りをクラシカルに整えて、ネイビー&オレンジのバイカラーサスペンダーでトドメ。白いTシャツのヌケ感もいいね。

④ 全身くまなくウィットを効かせて
Tシャツ=バトナー シャツ=フレッドペリー パンツ=コムデギャルソン シューズ=トリッカーズ 眼鏡=ヴィンテージ 腕時計=ジーエスティーピー
▶︎坂本さんのスナップをすべて見る坂本翔吾さん(39歳)サスペンダー上手は遊び上手。そんな定説をものの見事に証明する、ウィットに富んだスタイルだ。パジャマライクなチェックパンツを軸に、品良くセンス良く仕上げている。
ブルー&パープルの寒色をベースに、サスペンダーとシューズの茶で大人っぽさを取り入れたバランス。襟だけ覗かせたトップスレイヤー、レトロなメタルアイウェア。全部上手!

⑤ ピンポイントブラウンがシンプルスタイルを引き締める
シャツ=ユナイテッドアローズ パンツ=アーケード ベルト=アルバートサーストン 靴下=古着 シューズ=クレマン
▶︎熱田さんのスナップをすべて見る熱田幸大さん(38歳)シャツとワイドパンツの組み合わせはさることながら、白とベージュの色使いもシンプル。それなのに個性を感じさせるのは、サスペンダーを上手に使ったからにほかならない。
パンツやシューズに比べて濃い目の茶を添えることで、全体の印象をキリッと引き締める。装いを軽やかに見せる夏の必勝テクニックとして、シャツの袖捲りもお見逃しなく。

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以上の5人を振り返れば、サスペンダーは洒落者たちの遊び心を代弁すると言っても大袈裟ではないだろう。でも実は、英国におけるサスペンダーはガーターベルトを指す言葉なんだとか。正しく「ブレイシーズ」と呼ばないと変な誤解をされるので、大人こそ要注意!