“最新ジープ”はオープンエアの「リーコン」
ジープ リーコン。
チェロキー同様、アメリカを中心とした北米で主に生息しているのが、2025年11月にワールドプレミアとなった新キャラの「リーコン」だ。チェロキーよりボクシーなフォルムで、ほぼグランドチェロキーサイズの新型SUV。
最低地上高は9.1インチ(約231mm)も取られている。
その特徴は、4枚のドアやリアガラスを工具なしで取り外せるほか、ルーフには標準でダブルサンルーフが備わり、オプションで電動幌も選べるオープンエア仕様ってこと。もちろん4WDで、水深約60cmまでの河を渡れて、泥濘地でも岩場でも走り抜けられるジープお得意の「セレクテレイン」システムを搭載。まさに、アウトドアを思いっきり楽しめるジープなのだ。
助手席前にアシストグリップが備わり、傷の付きにくい素材が採用されるなど、アウトドア仕様のインテリア。
先進運転支援機能も当然搭載され、0-60マイル(約97km/h)加速は3.6秒とポルシェ 911なみの俊足まで持ち合わせているが、日本への導入話は聞こえてこない。まあ、日本ではまだシェアが少ないEV(電気自動車)だってことが最大の要因だろう。けれど、同じEVでも今ならアヴェンジャーは、補助金特需で大きく売上を伸ばしている。今後の電動化の流れ次第ではワンチャン、あるかも!?
熱望したい「XJ」のレストアサービス
ジープ XJパイオニア コンセプト。
最後は、売られることはないと分かっているが、それでも日本での展開を熱望したい「XJパイオニア コンセプト」だ。1984年生まれの初代チェロキーを、いわばメーカーがレストアした一台。
同車は2026年の「イースター・ジープ・サファリ」で発表されたコンセプトカーだ。
33インチタイヤを履かせるために、2インチ(約5cm)リフトアップして、フェンダー形状も変えた程度で、ほとんどオリジナルの姿そのままだ。スマホの音楽はどっかで聴いてくれと言わんばかりに、カセットテープデッキが当時のままインパネに鎮座していたり、シートにビーズカバーがかかっていて、グローブボックスにはルービックキューブまで放り込まれている。いかにも80年代。
細いステアリングや、フロアに敷きつめられたカーペットなど、今見ると新鮮なインテリア。
そこが日本市場にピッタリはまるんじゃないかと。何しろ、今や日本では空前のレトロカーブームだ。トヨタや日産、ホンダのように、ジープも日本でレストア事業を始めてはいかが?と思う次第。当時の雰囲気をそのままに残すXJ(初代チェロキー)なんて、きっと垂涎の的になると思うのだが、ジープさん、いかがでしょうか。