
航空計器をモチーフにした時計づくりで知られるベル&ロスが、新作「BR-03 Helipad」を発表した。世界限定500本で、ブランドを象徴するスクエアケースに、ヘリポートとレスキューヘリをモチーフとした大胆な文字盤デザインを採用した、遊び心と実用性を兼ね備えた一本だ。
「BR-03 Helipad」70万4000円
ベル&ロスは創業以来、「コックピットを腕時計へ」という哲学のもと、航空計器から着想を得た数々のタイムピースを生み出してきた。
「BR-03 Helipad」は、その系譜を受け継ぐフライト・インストゥルメントコレクションの最新作。従来の時計表示の概念を超え、ヘリコプターがヘリポート上空を旋回する情景を文字盤上で表現している。

最大の特徴は、時間表示そのものをデザインへと昇華したユニークなダイヤルだ。時表示はヘリポートを模したブラックディスクで、分表示はヘリコプターの機体が担い、機首が分を指す。そして中央ではローターを模した秒針が絶えず回転し、まるでヘリコプターがホバリングしているかのような躍動感を演出する。
見た目はユニークだが、視認性にも妥協はない。時表示ディスクやインデックスにはグリーンに発光するSuper-LumiNova X2を採用し、暗所でも高い判読性を確保。イエローをアクセントカラーに用いた配色は、航空やレスキュー現場で使用される安全色をイメージしており、デザイン性だけでなくブランドのルーツも感じさせる。

ケースはブランドのアイコンでもある41mmサイズのスクエアケース。マイクロブラスト仕上げを施したブラックセラミック製で、軽量かつ高い耐傷性を備える。厚さは10.6mmに抑えられ、100m防水や反射防止加工付きサファイアクリスタルも採用。デザインコンセプトだけでなく、日常使いにも十分対応するスペックを備えている。

ムーブメントには自動巻きキャリバー「BR-CAL.327」を搭載し、約54時間のパワーリザーブを確保。付属ストラップは、レスキューヘリを連想させる鮮やかなイエローラバーと、ミリタリーテイストを演出するブラックの高耐久ファブリックストラップの2種類が同梱され、シーンに合わせて付け替えを楽しめる。
近年のベル&ロスは、レーダーやコンパス、ジャイロコンパスなど航空機の計器をテーマにした独創的なモデルを数多く発表してきた。「BR-03 Helipad」は、その流れをさらに発展させた一本。時間を読むだけでなく、ヘリコプターが飛行する情景を腕元で楽しめる、ブランドならではのクリエイティビティが詰まった限定モデルとなっている。