人件費を削ってでも届けたい作り手の思い


徳井さん主宰の「Mystify」は、前身である「TOKUI VIDEO STORE」の名称を変更したライフスタイルブランドだ。
「名前を変えたのは、『徳井』という名前を抜きたかったから。タレントのブランドっていう立ち位置から早く脱却する必要があると思ってたんです。認知度を広げるために、いまもまだ前に出てますけど、いつか、僕がいなくても手に取ってもらえるメーカーとして一本立ちしたい。
SONYやAppleなど、ものづくりを代表する名だたるメーカー企業が好きで、商品の背景にある意図やチャレンジが伝わってくる精神にすごく憧れます。僕も誰かの気持ちをワクワクさせたいですね」。

Mystifyの「多機能シートカバー」。
そうは言っても、現実的なハードルはある。
「いまの規模ではロット数がまだ少ないので、原価はどうしても上がります。だから、人件費をかけないよう限られた人数で回したり、利益率を削る方法で工夫してます。
それは、僕にはお笑いという本業があって、こっちの売上だけで生活を立てる必要がないからできることですが、物に見合った適正価格を守るのが僕のルール。Mystifyも買う人に信用されるメーカーにしたいですね」。
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