
初夏のメンズスタイルにおいて、デニムや黒パンと並ぶ絶対的な定番「ベージュパンツ」。この王道クローズを、街の達人たちは驚くほど新鮮に、そして軽やかに穿きこなしている。
絶妙なカラーマッチング、ディテールの崩し、そして足元の選択。ストリートに漂うラフさを品格へと見事に着地させる、大人のためのベージュパンツ最前線をお届けしよう。
【写真6点】「初夏の王道・ベージュパンツ」の詳細を写真でチェック① 淡いピンクとエクリュの柔らかな融和
眼鏡=アイヴァン ネックレス、ブレスレット、リング=すべて不明 シャツ=ノア Tシャツ=コンビニエンスウェア パンツ=オーラリー 靴下=ユニクロ シューズ=ビルケンシュトック
▶︎ミサキさんのスナップをすべて見るミサキさん(27歳)優美な淡いピンクのシャツに、さりげなくブリーチ加工が施されたベージュのパンツ。初夏の光に美しく映えるカラーパレットだ。インナーにはコンビニエンスウェア、ソックスにはユニクロといった身近なデイリーウェアを賢く散りばめ、気負わないリラックス感を演出している。
足元には、パンツの色調と美しくリンクするベージュの“ビルケン”を配置し、下半身を綺麗なワントーンでホールド。顔回りにはアイヴァンの繊細なアイウェアを据え、華奢なアクセサリーを静かに散布することで、全体の淡いトーンに微細なラグジュアリーの光を足している。
② ヨウジ直系の遺伝子が宿る、引き算のニュアンス付け
眼鏡=エフシーレアルブリストル×金子眼鏡 シャツ、パンツ=ともにワイズフォーメン バッグ=不明 ブレスレット=オリジナル(自作) ブレスレット2=ヨウヘイノグチ 腕時計=アップル バングル、リング=ともにビルウォールレザー シューズ=コンバース
▶︎柴田さんのスナップをすべて見る柴田和緒さん(48歳)ワイズフォーメンの端正な白シャツのフロントボタンを上まで全て留め、同ブランドの淡いベージュパンツを合わせた、静謐かつ個性を放つスタイル。袖口を軽く腕まくりし、パンツの裾も程よくロールアップ。この緻密に計算されたギミックが軽やかなモード感を演出している。
コンバースの黒のハイカットをロールアップした裾から覗かせ、顔回りには「エフシーレアルブリストル×金子眼鏡」のアイウェアをオン。さらに可愛らしいデザインの黒トートバッグを携えることで、全体の淡いトーンを効果的にフレーミングしている。
③ ヴィンテージの陽気さと武骨さを生成りの光で包み込む
帽子=ノックス 眼鏡=アヤメ シャツ=サンサーフ Tシャツ=ヘインズ パンツ=ダブルアールエル 腕時計=ロレックス リング=エルメス シューズ=グラッドハンド×リーガル
▶︎こうへいさんのスナップをすべて見るこうへいさん(49歳)表情豊かな柄シャツを主役に据え、生成りに近いベイカーパンツを合わせる。アロハシャツ特有の開放的なノリを、RRLが持つヴィンテージ由来の頑強な生地感とワークディテールがどっしりと受け止め、リゾートウェアの軽薄さを綺麗に払拭している。
完璧に統制されたブラウンとエクリュの小物使いも特筆。頭元には生成りハットを戴き気品をプラス。足元にはグラッドハンド×リーガルの重厚なブラウンレザーシューズを配置。手元のブラウンレザーバッグとともに、下半身から強固なクラフトマンシップの重みを敷き詰めている。
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