
安全で、シックで、頼りになるオールブラック。しかし、そればかりに頼る日々に、どこかマンネリを感じている大人たちも少なくないはずだ。そんな“黒飽き勢”の特効薬となるのが、街の洒落者たちが実践する「ホワイトコーデ」の最新アプローチである。
膨張して見えがち、あるいはキザに見えがちという白の難題を、彼らは絶妙な素材選びと小物のギミックで見事にクリア。ストリートを鮮烈にハックする、大人のための純白のアンサンブルを大調査する。
【写真6点】「”ホワイトコーデ”の最新系5選」の詳細を写真でチェック① 新次元のモノトーン・ミニマリズム
帽子、Tシャツ、リング=すべて不明 眼鏡=ジャックデュラン シャツ=エルイー パンツ=エイチビューティーアンドユース 腕時計=アップル シューズ=ウンダ
▶︎豊田さんのスナップをすべて見る豊田浩貴さん(30歳)エルイーのシャツに“エイチ”の美しいスラックス、さらにインナーまで白で統一した、洗練を極めるオールホワイト。シャツの空気感とパンツのゆるやかな落ち感が交差することで、装い全体に豊かなニュアンスとリラックスした奥行きを創出している。
この純白のキャンバスに対し、極めて強烈なオリジナリティを放っているのが足元の選択だ。シューズには、伝統的な和の履物を現代のテクノロジーでリメイクしたウンダの「ゲタ」をハイブリッド。白の持つ上品な表情に、ストリートの躍動感と大胆なハズしを宿している。
② 漆黒のギアで純白を包み込む、大人のフォトTストリート
帽子、パンツ=ともにステューシー 眼鏡=ブラン Tシャツ=ビオトープ リング=ホーセンブース シューズ=不明
▶︎佐達さんのスナップをすべて見る佐達 優さん(40歳)ビオトープによるケイト・モスのモノクローム写真がダイレクトに主張する白Tシャツに、ステューシーの白パンツをセットした、アートマインド溢れる純白のスケート&モード。カジュアルなTシャツスタイルでありながら、どこかモードなカルチャーの薫りを漂わせている。
この純白のキャンバスを鮮烈に縁取るのが、要所に配置された黒のストリートギアだ。トップスと同じステューシーのブラックバケットハット、ブランのサングラス、そして足元に添えたチューリッヒ型の黒サンダルが、膨張しがちな白の上下をシャープな境界線でタイトに規律している。
③ 純白に溶かした、アニメの毒気と軍パンの武骨さ
Tシャツ=サウスパーク パンツ=古着 バッグ=エンダースキーマ 腕時計=アップル シューズ=ティンバーランド
▶︎大井さんのスナップをすべて見る大井海舟さん(26歳)サウスパークのコミカルなグラフィックが映える白Tに、タフな白のミリタリーパンツを合わせた、遊び心と男らしさが同居するオールホワイト。クリーンでありながらも、軍パンならではの武骨なポケットディテールや頑強な生地感が、白特有のキザな印象を書き換えている。
シューズにはティンバーランド「スリーアイ」を投入。深みのある茶色の革靴を選ぶことで、コーディネートの重心をストリートにぐっと低く固定している。
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