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アニマル浜口の「ワッハッハ!」で日本を元気に


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毎日を忙しく過ごす浜口さんの就寝時間は、ジムの営業が終わった後の深夜2時頃。有り余る体力を新しい活動へのエネルギーへと変えるように、新しく始めたこともあるという。

「2025年に入って、突然、パーソナルトレーナーを始めたんです。なぜ始めたのかは本当に不思議で、計画なんて全くありませんでした。教えているというより、私が教えさせてもらっている感覚です。終わった後に生徒さんがすっごく元気になって、笑顔を見せてくれるのも本当に楽しくて、私の活力にもなっています」。


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彼女の内から湧き出るエネルギーは、さらに新しい夢へと向かっている。「まだ口に出したことがないんですけど」と前置きしたうえで、次に実現したい夢を話してくれた。

「日本中を元気にしたいんです。ビジネスの現場で闘っている方たちのオフィスにお邪魔して、リフレッシュさせるエクササイズを一緒にやりたい。3時のおやつならぬ『3時の浜口京子』みたいな(笑)。ちょっと疲れてくる時間帯にみんなで体を動かして、ワッハッハって笑って気分を切り替える。楽しい時間を作ることでプラスの風を吹かせたい。実は心の中でずっと思っていることなんです」。

日頃からデニムをよく着るという濱口さんは、取材時に2着のデニムジャケットを持参してくれた。こちらは父・アニマル浜口さんから譲り受けたヴィンテージのGジャン。「やっぱりデニムが好きですね。父もファッションが好きでこれはアメリカで買ったものらしいです」。

日頃からデニムをよく着るという浜口さんは、取材時に2着のデニムジャケットを持参してくれた。こちらは父・アニマル浜口さんから譲り受けたヴィンテージのGジャン。「やっぱりデニムが好きですね。父もファッションが好きでこれはアメリカで買ったものらしいです」。


長年育てたデニムは柔らかく、浜口さんの体にもよく馴染んでいる。

長年育てたデニムは柔らかく、浜口さんの体にもよく馴染んでいる。


2015年の全日本選手権を最後に、浜口さんは試合に出ていないが、引退宣言をしていない胸の内にある葛藤を吐露してくれた。

「当時はまだレスリングをやれる自分に期待していたし、試合に出たいと思ったら帰れる場所を残しておきたくて、引退という決断はできませんでした。でも、いまはタレント活動で色々な挑戦もしていて、トレーナーとして指導する立場からも学ぶことがたくさんあります。現役時代と同じくらい貴重な時間を過ごせているからこそ、自分の気持ちが少しずつ変わってきている。それがいまの正直な思いです」。



試合に出ずとも、いつまでマットの上に立ち続けたいのか。最後にその問いを投げかけた。

「浜口トレーニングジムには88歳で通われている方もいます。本当にお元気でかっこいいんです。運動をしていれば重い荷物も持てるし、疲れづらくなるから旅行もできる。人生を謳歌できると思うんです。人生100年時代じゃないですか。私自身も80歳までは頑張りたいですね……。いや、80歳を超えてもずっと立ち続けたいかな。まだまだ強くなりますよ」。


浜口さんの近くにいると、こちらの力が漲るような感覚を覚えたのは気のせいか。取材終わりも浅草の街に響き渡るような「ワッハッハ!」の掛け声で締めてくれたが、「大きな声を出せば元気になる」という言葉を、本人の存在が何よりも雄弁に裏付けていた。

佐々木隆宣=写真 ぎぎまき=取材・文

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