【第2位】ブランドの原点「ダックオーバーオール」
――続いて第2位もお願いします。笹井 第2位は、『ダックキャンバス リブオーバーオール[11764]』です。実はディッキーズが1922年に創業した際、最初に作ったプロダクトが、何を隠そうオーバーオールなんですよ。
ダックキャンバス リブオーバーオール[11764]1万3640円/ディッキーズ(ディッキーズ 渋谷店 03-3400-6555)
ーーえっ、874じゃなくて、オーバーオールが原点なんですか?笹井 そうなんです。だからこそブランドの想いやポリシー、ワークウエアとしてのアイデンティティが一番色濃く詰まっているアイテムなんです。このダック生地は軍でも採用されるほど耐久性が高く、アウトドアや自動車・バイクのメンテナンス工場などでもタフに使われています。
ーー笹井さんが今お持ちのものは、かなり味が出ていますね……?
笹井 あ、これは僕の私物なんです(笑)。新店の搬入作業やポップアップの現場など、ハードな裏方作業のときはいつも着ている、いわば相棒ですね。この白い汚れは、ポップアップ後の現状復帰でパテを使ったときに、手についたパテを無意識にグッと拭ってしまった跡なんです。
ーーでも、それがワークウエアとしての『格好いい汚れ』になっています。
笹井 そう言っていただけるとうれしいです! 自分のライフスタイルやワークスタイルに合わせて傷や汚れがつき、それが『味』になる。まさに自分の人生観が投影されるのがディッキーズの面白さだと思います。
ストラップのボタンが取れたときも、お店で売っているキーチェーンを使って自分でカスタムしました。パッチをつけたり、ペンキを散らしたり、自分らしく自由に楽しんでいただきたい1本です。

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