筋トレはやるも地獄やめるも地獄

ファットボーイの圧倒的な存在感に、マッチョさんの鍛え上げられたガタイがよく映える。そもそも、彼が筋トレを始めたのは、不良に絡まれていた状況を打破するため。なんと中1から始めたトレーニングは今年で19年になるという。その執念とも言える底力を支え、継続できたモチベーションは何なのか。
ティッシュの箱と比較してもわかる手のひらの大きさ。
「とにかく不良に絡まれたくない一心で始めた筋トレですが、ここまで筋肉が大きくなるとやめられなくなるんです。体が小さくなったり、ガリガリになったりするのが怖い。19年も積み上げたものが崩れると思うとやめられない。筋トレを続けるもキツい、やめるのもキツい、どちらにしろ地獄なら続けようかなって。
ただ、この体だからハーレーに乗るのが楽っていう場面は結構ありますよ。車重は300kg以上ありますが取り回しも簡単ですし、手も大きいからグリップも握りやすい。万が一、倒れても自力で起こせると思います」。

それにしても、なぜ安定の消防士を辞めて芸人になったのか。その理由を尋ねると、意外な答えが返ってきた。
「消防士の訓練や実務の大変さはなんとかなるんですけど、とにかく僕は大きな声が出ないし、仕事の覚えも悪かった。でも、筋トレ用語ならどんなに難しいものでも一発で覚えられることに気づいたんです。人生は1回しかない。好きなものや興味のあることの方が力が出せるなら、それをやろうと考えるようになりました。
あと、当時から大好きだったニューヨークさんのYouTubeには、まだ売れていない芸人さんがたくさん出ていたんですけど、みんなめっちゃ面白いし、本当に楽しそうで。この世界に行きたい、ニューヨークさんにも会いたい、という動機でNSCに入学しました」。
オールブラックの出で立ちで登場したマッチョさん。この日のためにトップスやパンツ、靴まで揃えてくれたという。「悩まなくていいので基本、黒しか着ません。1年中、僕は同じ格好をしています。ぜひファッション企画で新しいスタイルを提案してください(笑)」。
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