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自然体と、美しいスイング

キャビアをのせたサーモンのタルタル。南信州の彩り野菜とともに、フレンチの技で軽やかに。

キャビアをのせたサーモンのタルタル。南信州の彩り野菜とともに、フレンチの技で軽やかに。


金縁の皿に薪焼きの牛フィレ。チリ油を効かせたグレービーが、信州の滋味に小さな驚きを添える。

金縁の皿に薪焼きの牛フィレ。チリ油を効かせたグレービーが、信州の滋味に小さな驚きを添える。


軽めに用意されたコースのメニューは、信州の食材を生かした全四品。八千穂高原のサーモン、薪で焼き上げたプレミアム牛のフィレ。フィッシュアンドチップスに見立てたヒラメのムニエルには、料理人の遊び心がのぞいた。

トークセッションの締めくくりに、二人は自身の「スポーティングライフ」を一言で表すよう求められた。

久保が選んだのは、「美しいスイング」だった。フルスイングではなく、美しいスイング。毎日を全力で振り抜くことも大事だが、自分が離れたほうが組織はうまくいく瞬間もある。頑張りすぎないことも、経営者の仕事のうちなのかもしれない、と。

大浦の一言は、「自然体」。前半のスコアが悪かった理由を、彼はこう振り返った。「打っても打ってもグリーンの奥にこぼれる」。軽井沢は標高が高く、いつもより球が飛んでいたのだ。

「普段どれだけ重力に引っ張られているか、ここに来て気づくんですよ」。ストレスや引力に引っ張られず、自然体でいること。それが彼のスポーティングライフだった。

何を豊かと呼ぶか

デザートまで運び終えたころ、ドラコンとニアピン、そして優勝者の表彰がおこなわれた。賞品は、ラルフ ローレンのタンブラーとトートバッグ。ドラコンを制したのは、奇しくも壇上の久保だった。会場が沸く。 

眺望のひらけたテラスで交わされる名刺と会話。RLのロゴの向こうに、軽井沢の山並みが静かに広がっていた。

眺望のひらけたテラスで交わされる名刺と会話。RLのロゴの向こうに、軽井沢の山並みが静かに広がっていた。


「RALPH LAUREN」のエプロンをまとい、グラスにドリンクを注ぐスタッフ。細部のもてなしまで、ブランドの手が行き届いていた。

「RALPH LAUREN」のエプロンをまとい、グラスにドリンクを注ぐスタッフ。細部のもてなしまで、ブランドの手が行き届いていた。


山々を背に、立ち話が続く。半分プライベートで半分仕事のような時間が、思いがけない出会いを連れてくる。

山々を背に、立ち話が続く。半分プライベートで半分仕事のような時間が、思いがけない出会いを連れてくる。


会場を歩きながら、起業家たちの話に耳を傾けていて思う。大浦の言った「らしさ」や「自然体」も、久保のショパンの話も、どこか同じ方を向いていた気がする。何を心地よいと感じ、どんな時間を豊かと呼ぶか。その基準のほうが、肩書きやスコアより先に、その人らしさをかたちづくっているのかもしれない。スコアの話と地続きのまま、いつのまにか生き方の話になっていた。

入口で開いたキャットウォークブックを思い出す。あのページに並んでいたのも、服であって、服だけの話ではなかった気がする。何を正解とし、何を心地よいと感じるか。ラルフ・ローレンの「服を選ぶことは、人生の姿勢を選ぶこと」という言葉が、時間をかけて、ゆっくり腑に落ちてきた。



朝、キッチンカーの前で挨拶を交わしたあのときは、まだお互いが他人だった。それが、もう今日のスコアを笑い話にできる仲になっている。豊かさとは、案外こういう一日の積み重ねのことを言うのかもしれない。


ラルフ ローレン
https://www.ralphlauren.co.jp/rl-50-years-in-japan

Promoted by ラルフローレン | text&edited by Tsuzumi Aoyama | photographs by Naoto Hayasaka
提供記事= Forbes Japan

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