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この車は、もうひとつの家になった



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池田さん曰く、この車は走らせることそのものが気持ちいいのだとか。

「エコモードは燃費がかなり良いんです。全然ガソリンが減らない。でも、スポーツモードの快適さもすごく気持ちいい。急に無重力になったように、前に進む感じがあるんです。『一緒に行きましょうよ』って車が言ってくれているような気もします。

友達と愛知県の岡崎まで、4時間半かけて行ったのが一番の長距離走行です。帰りは友達が運転してくれたんですが、少し嫉妬したんですよ。『乗りこなしてるやんけ、おい!』みたいな(笑)。そのとき、車への愛着を感じましたね」。
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鮮烈な赤がこの車の顔になっているが、狙っていたわけではない。

「親父の部品が欲しかっただけなので、正直、色は気にしてなかったけど、市場に出てきたのが赤だったんです。

ある日、お世話になっている大宮オートバックスのオーナーさんから『池ちゃん、もうホイールも赤にしちゃう?』ってノリノリで言われて、『しちゃいますか!』って勢いで変えたら、余計目立つようになりました(笑)。

車を買って一番得をしたのは相方のジャンボじゃないかな。『池ちゃん、いいかい?』とか言って、仕事の行き帰りにほぼ乗っていますし(笑)。ただ、運転中も助手席でジャンボが最近聞いた噂話をしてくれるので、面白いんですよ。全然退屈しませんね」。



今や池田さんにとって車は、移動手段では無く、もうひとつの家のような空間だ。

「タクシーのほうが、時間を有意義に使えるんじゃないかって悩んだこともあったんです。でも、自分の車である“良さ”って何だろうと考えたときに、大きな音で音楽を聴けること、気兼ねなく喋れることだなと思ったんです。今、ドラマをやっているんですけど、台本を自分で音録りして、それを車で流しながらセリフの練習もしています。

この間もテレビ局に1時間早く着いて、ちょっと寝ようと思って車で休みました。そういうとき、車を持っていてよかったなって思います。自分の家がもう一つできたような感じがするんです」。



車を持ち、好きな景色や道も増えた。

「横浜が好きで、みなとみらいのあたりも行っていました。今日撮影している月島エリアも、レインボーブリッジのあたりも大好きです。ただ、一番は国道1号線。慶應義塾大学のあたりから進んでいくと、首都高越しに東京タワーが見えてくる、あの景色が最高です。そうやって、好きな道が増えたのもうれしいですね」。
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