——ご自身のウェルネスライフについて教えてください。まずSUPです。早朝の海はとにかく頭が澄みます。パドルを漕ぎながら水面と向き合っていると、前日までのモヤがすっと消えて、仕事のアイデアが浮かんでくる。体を動かしながら思考を整える、最高の時間です。
ガーミンのスマートウォッチで、漕いだ距離やスピード、心拍数を記録しながらクラブのメンバーと刺激し合い、世代を超えた仲間と切磋琢磨する。人とつながることもウェルネスの一部だと、SUPを始めてから実感しています。
千葉市いなげの浜でSUPの競技大会「ちばシティサップゲームス」が開催された。パドルで水面を漕いでスピードを競うSUPレースには、世界チャンピオンを含む国内トップクラスの選手145人が参加した。
村本さんは所属するSUPクラブとともに運営に携わりながら、自らも選手として出場した。
海に行けない日は朝6時からジムへ。最適な負荷が自動設定されるAI搭載マシンを使ったトレーニングのあとは、サウナと温泉で体を整えてから業務に入る。このサイクルを続けて、気付いたら体重が10kg減っていました。
食事は卵かけオートミール、納豆、ワカメスープ、キムチが毎朝の定番で、夜は炭水化物を抜いています。睡眠では、夜11時前に寝て朝5時に起きる。このリズムを崩さないことがいちばん大事。最近は妻も一緒にジムへ来るようになって、家族ぐるみでウェルネスを育む。今はそれが、自分たちのスタイルになっています。
また、家庭では水耕栽培と魚の養殖を組み合わせたアクアポニックスの菜園も手掛けていて、野菜の収穫と魚への餌やりもウェルビーイングなひとときです。
——村本さんにとってウェルネスとは?心地いい状態でいること、それだけです。朝日を浴びる、食事のバランスを保つ、コミュニティに属する。この3つが私の基本です。AIが社会を大きく塗り替えていくなかで、多くの人が自分の立ち位置を見失うでしょう。そのとき、「MyCast」を通じて理想の自分を可視化し、他者と比べることなく自己実現を目指せる環境を作りたい。
一人ひとりが心地良く自己実現できれば、争いごともなくなるはずです。それが世界平和につながると信じています。
ウェルメント株式会社 代表取締役CEO 村本 充●航空会社IT部門、IT専門商社を経て、ソフトウェア開発会社で新規事業開発責任者に就任。経済産業省の出向起業制度を活用し、2024年にウェルメント株式会社を創業。生成AIとデジタルアバターを活用したウェルビーイングアプリの開発・普及に取り組む。「CHIBAビジコン2024」ちば起業家優秀賞(千葉県知事賞)受賞。
OCEANS7月「Wellness is Wealth」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!