極上のカーフ素材を使用。日差しが強くなるこの時季、7cmに設定した長めのバイザーがありがたい。クラウンのステッチは乗馬用キャップのような意匠で、エルメスの馬具作りのルーツを感じさせるもの。20万200円/エルメス(エルメス ジャポン 03-3569-3300)
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すべての写真を見る OCEANS7月号の特集は「ウェルネス」。幾度となく取り上げてきたテーマだが、回を重ねるたびに、この言葉がより大切な時代になってきたと思う。心身の健康のみならず社会的にも満たされ、より良く生きていくこと。そのために、日々豊かなファッションに触れて過ごす意味は決して小さくないだろう。
では、ウェルネスに寄与するファッションとはいったい何か。とりもなおさずその答えを探すための特集ではあるが、エルメスが創造するアイテムとそこに宿る哲学こそ、限りなく理想形に近いのではないだろうか。
サイズ調整用のタブにはメゾンのアイコンである「クルー・ド・セル」があしらわれ、シルクのライニングには洒脱な馬のイラストをプリント。ユーモア溢れるディテールが、日々の暮らしに彩りを添えてくれる。
一見、何の変哲もないレザーキャップ。しかしながら手に取り被ってみれば、グレインレザーの肌触りの良さ、しっかりとした厚み、類を見ないしなやかさに陶然となる。これがウェルネスとファッションの接点だ。
さらに付け加えればウェルネスという言葉が生まれるずっと以前から、エルメスは人生を豊かにするためのもの作りを連綿と続けている。このことを今、改めて明記しておきたい。
OCEANS7月「Wellness is Wealth」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!