④ 異なる白の重なりとネイビーで構築するクリーン・ミニマリズム
眼鏡=クボラム スウェット=不明 カットソー=スリードッツ パンツ=ユニクロ ベルト=古着 手袋=デンツ 腕時計=アップル シューズ=アクアカルダ
▶米田さんのスナップをすべて見る米田耕造さん(69歳)純白のレイヤードにネイビーのクロップドパンツを合わせた、極めて洗練されたミニマルスタイルだ。スウェットの首元からわずかに覗く襟が、カジュアルな装いに知的な緊張感をプラスしている。
で、アンクル丈による足元の軽やかさが、初夏のストリートにふさわしい軽快なリズムを演出。足元に据えたアクアカルダのハイカットスニーカーが、上半身の白と美しくリンクし、全体のシルエットをすっきりと収束させている。

⑤ ミニマルな襟元と黒の対比で魅せる現代的リラックス・トラッド
帽子=ポロ ラルフ ローレン ネックレス=ビューティフルピープル ポロシャツ、バッグ=ともにユニクロ ユー パンツ=マーカウェア バングル=ビームス 腕時計=カシオ 靴下=ユニクロ×マルニ シューズ=アディダス
▶オカノさんのスナップをすべて見るオカノアツシさん(56歳)ユニクロ ユーの淡いパープルのポロシャツにブラックパンツを合わせた、色使いのセンスが際立つ良コーデ。ボタンを排したすっきりとした襟元が、首元に気負わない涼しげな表情をもたらし、絶妙な中間色が初夏の陽光に洗練された存在感を放っている。
同じくユニクロユーのバッグを前身頃にたすき掛けにすることで、上品なポロシャツスタイルにアクティブな躍動感をプラス。“ラルフ”のキャップやGショックといったアメカジな味付けも◎。新旧の個性を自らの感性で巧みにブレンドさせた、柔軟な審美眼が光る構成だ。

◇
年齢を重ねるほどに、シンプルなTシャツ姿とは一線を画す「首元の仕立て」が、着る人の知性と清潔感を雄弁に物語る。この初夏、5人の達人が見せてくれた“襟”の魔法は、我々がこれから年齢を重ね、さらに自由でエレガントなスタイルを築いていくためのバイブルとなるに違いない。