
スイスの高級時計ブランド「オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)」が、YOONとVERBALとのコラボレーションによる限定モデル「ロイヤル オーク コンセプト フライング トゥールビヨン」を発表した。世界150本限定で展開される。
「ロイヤル オーク コンセプト フライ ング トゥールビヨン」176,800スイスフラン(税込参考価格3927万円)
ベースとなったのは、同ブランドの実験精神を象徴する「ロイヤル オーク コンセプト」。今回の新作では、38.5mm径のチタンケースを採用し、ブラックアヴェンチュリンダイヤルと鮮烈なレッドのフライングトゥールビヨンを組み合わせることで、未来的かつミニマルなデザインに仕上げた。

ファッション、音楽、デザインなど多彩なカルチャー領域を横断して活動するYOONとVERBAL。ふたりが手掛けるブランド、AMBUSHのクリエイティブとも共鳴するように、本作は“過剰ではなく目的を”、“雑音ではなく本質を”という思想をテーマに掲げる。
6時位置に配置されたレッドのフライングトゥールビヨンは、本作の象徴的ディテール。アルミニウム製ケージにレッドのアルマイト加工を施し、“時計の心臓”として躍動感を演出した。ブラックアヴェンチュリンダイヤルは部分的にオープンワーク仕様となっており、手巻きムーブメント「キャリバー2982」の構造を視覚的にも楽しめる。

ケースにはサンドブラスト、サテン、ポリッシュ仕上げを組み合わせ、ロイヤル オーク コンセプトらしい建築的フォルムを強調。ブラックセラミック製リューズやチタン製チップなど、軽量かつ高耐久な素材使いも特徴だ。
また、38.5mmモデルとして初めてインターチェンジャブルストラップシステムを採用。ブラックとレッド、2本のラバーストラップが付属し、いずれも“マイクロモザイク”パターンをあしらった。ストラップ内側には新開発のキルティングパターンを施し、装着感の向上も図っている。

ムーブメントには、約72時間のパワーリザーブを備える手巻きキャリバー2982を搭載。オープンワーク仕様の香箱や輪列には、マイクロブラストやサテン、ポリッシュなど複数の手仕上げが施されている。
なお、「ロイヤル オーク コンセプト」は2002年、「ロイヤル オーク」誕生30周年を記念してスタートしたコレクション。革新的な素材や複雑機構を積極的に取り入れ、“実験と革新のプラットフォーム”として進化を続けてきた。今回のYOON&VERBALとの協業モデルは、その系譜に新たなカルチャー的視点を加える1本となりそうだ。