OCEANS

SHARE

息子とポケモンGOを楽しむ休日も大事

プライベートでは、一児の父。多忙な日々のなかでも、息子と過ごす時間を何より大切にしている。
advertisement

「オフの時間は、できる限り息子と一緒に遊ぶようにしています。そのほうが僕自身の心も豊かになりますし、父親が子供と一緒に過ごせる時間って、人生全体で見たら本当に一瞬。あとで『もっと一緒にいればよかった』と後悔したくないんです。

最近は息子の影響で、僕の方がポケモンにドハマりしてしまって(笑)。Nintendo Switchのゲームもやりますし、一緒に『ポケモンGO』もやっています。これがあると近所を散歩するだけでもイベントになりますし、休日にポケモンセンターへ出かけるのも楽しい。息子と共通の趣味を持てるのは最高ですね」。


advertisement

ほかにリフレッシュできる好きなものを尋ねると、文化系な一面と親しみやすい答えが返ってきた。

「美術館に絵を見に行くのも好きですし、子供の頃に考古学者に憧れていた時期があったので、博物館巡りも好きです。漫画も大好きで、浦沢直樹先生の『MASTERキートン』には多大な影響を受けました。実は小さい頃は漫画家になりたくて、幼稚園のときから画用紙に『キン肉マン』の絵をずっと描いていたのをよく覚えています。

あと、食べ物で好きなのは、塩系の中華そば。食べるとホッとして、すごく心が落ち着くんです。だから今でもしょっちゅうお店に通っていますよ」。


ハリウッドを目指し、さらなる高みへ

仕事もプライベートも順風満帆に見える河内さんだが、新天地である“映像の世界”に本格的に飛び込んだことへの危機感や不安も、包み隠さず語ってくれた。

「映像の世界では、僕はまだ新人のペーペーですから。舞台は1〜2カ月かけてじっくり稽古し、全体のバランスを調整しながら本番に向けて作り込んでいきますが、映像の世界で求められるのは圧倒的な『瞬発力』。そのスキルを、いま必死に鍛えているところです。

演技というのは、自分の体を使って毎回違う人間を表現するものだから、どこまでいっても正解がない。大変だし、苦しいことばかりでしたが、40代になってようやく『演じることそのもの』が心から好きになってきました。今は現場ごとに、演技というものを深く研究している感覚です」。



今後は主戦場である舞台を続けながら、映像のフィールドでもさらに活動の幅を広げていきたいと意気込む。

「環境が変わっていく今は、正直言って一番怖いです。人生って、ずっと怖いことの連続ですね。だけどありがたいことに期待して応援してくださる方が増えたので、その声に応えたいという気持ちが『頑張ろう』という大きな勇気になっています。

映像の世界で一回りも二回りも大きな俳優になって、そこで得たものを舞台に還元する。そしてまた舞台で自分を鍛え直す……そんな良い掛け算をしながら成長していきたいです。

僕はルックス的にも個性が強いので悪役のオファーをいただきやすいですが、これからは刑事役だったり、優しい父親役だったり、振り幅のあるいろんなキャラクターに挑戦していきたい。そして将来的にはハリウッドの作品にも出たい。そのために英語も、これから本当に猛勉強します」。



「やりたいことは、もっともっと先にある」と語る河内さんは、今年で48歳。大人の色気が増していくこれからの50代を、どのように過ごしたいと考えているのだろうか。

「どうなっているか予想もつかないですが、いつも『ご機嫌な人間』でいたいと思っています。今の僕はまだ浮き沈みも激しくて、家族にも色々と苦労をかけてしまっているので。

人間、年を取れば取るほど思考も凝り固まってくるし、地位やお金を得たことで周りに気を遣わせるような大人には絶対になりたくない。とにかく自分がご機嫌に生きて、それによって周りの人もハッピーにできる、そんな魅力的な50代になっていきたいですね」。




泥臭い経験と圧倒的なキャリアを積み重ね、唯一無二の存在感を放つ河内大和さん。型にはまらないステップアップを続ける彼が、これから国内外のステージでどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみでならない。

中山文子=写真 池田裕美=取材・文

SHARE

advertisement

次の記事を読み込んでいます。