
チャンピオンと聞いて、誰もが真っ先に思い浮かべるのはリバースウィーブのスウェットだろう。しかし、その真価はトータルブランドとしての幅広さにこそある。スウェットの枠を超え、春の装いを支えるチャンピオンの実力を、街のリアルな着こなしから紐解く。
【写真6点】「チャンピオンを取り入れた春コーデ5選!」の詳細を写真でチェック① ヘリテージを現代的に整える、スラックス仕立てのパンツ選び
Gジャン=リーバイス シャツ、Tシャツ、パンツ=すべてチャンピオン シューズ=レッドウィング 眼鏡=ジュリアスタートオプティカル リング=キャストオブバイスィズ
▶︎宇内さんのスナップをすべて見る宇内 彰さん (31歳)リーバイスのデニムジャケットを主役に、インナーのシャツ、Tシャツ、そしてボトムスまでをチャンピオンで統一した、まさにブランドの底力を感じさせる装い。ボトムスはスウェットではなく、スラックスのような端正な落ち感を持つブラックパンツを合わせることで、スポーツやワークの要素が強いアイテム同士に、都会的なリズムを生み出している。
ブランドの持つ「本物」の風格を、全身で巧みに表現した、完成度の高いワークミックスだ。
② パステルの柔和さを漆黒のブーツで締める、異素材ミックスの傑作
スウェット、Tシャツ、パンツ=すべてチャンピオン シューズ=ティンバーランド リング=古着
▶︎佐藤さんのスナップをすべて見る佐藤 優さん(25歳)チャンピオンの代名詞、リバースウィーブの半袖スウェットを主軸に、白のロンTとスウェットパンツを重ねる。淡いブルーのグラフィックとピンクのキャップが、春らしい軽快な躍動感を演出している。
この柔らかい全身の印象を、足元のティンバーランド×ワコマリアのコラボモデルが一変。アッパーに牛革のヘアカーフを採用したオールブラックの3アイ・クラシックラグは、その野性味あふれる光沢感で装いに品格とフックをプラスする。
③ クラッシュデニムと白ブチ眼鏡が描く「ネオ・グランジ」
パーカ=チャンピオン パンツ=グラッドハンド シューズ=レッドウィング 眼鏡=ファディクト バッグ、ネックレス、リング=すべてゴローズ ピアス=イブキ
▶︎コッシーさんのスナップをすべて見るコッシーさん(32歳)チャンピオンのネイビーパーカという普遍的な一着にクラッシュデニムを合わせた、退廃的な美しさが漂うスタイル。
この装いに決定的な個性を与えているのが、ファディクト(FADICT)の白いオーバルサングラスだ。伝説的アーティストを彷彿させるアイコニックな小物が、アメカジの定番アイテムたちにエッジの効いた毒気を添えている。世代を超えたマスターピースたちが共鳴し合う、物語性の強いストリート・アンサンブルだ。
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