④ 墨黒のグラデーションで魅せる、ストリート・モノトーンの深化
Tシャツ、シュプリーム=ともにバッグ パンツ=プア シューズ=ドクターマーチン×シュプリーム 帽子=ノーブランド アクセサリー=コーチ リング=トムウッド リング2=古着
▶︎鶴田さんのスナップをすべて見る鶴田剛也さん(30歳)シュプリームの黒ロンTと、フェードしたブラックデニム。一見するとシンプルな装いだが、ブラックのグラデーションが重なることで、単調さを排した奥行きを演出している。長袖のTシャツ一枚という軽装ながら、素材の表情だけで見応えを作っているのが見事だ。
足元にはドクターマーチン×シュプリームのコラボモデルを据え、コーチやトムウッドといったモダンなジュエリーを散らすことで、ラフなスタイルに都会的な品格をプラスしている。
⑤ ナンバーロゴとヴィンテージデニム。時が磨いた「紺と青」の対話
Tシャツ、帽子、バッグ、リング=すべて古着 デニム=ぺニーズフォアモスト シューズ=パワーハウス 眼鏡=レイバン リング2=不明
▶︎望月さんのスナップをすべて見る望月 悟さん(43歳)大きな「62」のナンバリングが目を引く古着のブラックロンTを主軸に、ヴィンテージのペニーズ フォアモストを合わせた、歴史の重みを感じさせるコーデ。特筆すべきは、デニム。長年穿き込まれたことで生まれたインディゴの濃淡が、トップスのグラフィックと相まって、装いに力強いリズムと説得力を与えている。
足元にはブラウンブーツを据え、ボトムスの力強さをどっしりとホールド。デニム地のハットやレイバンの眼鏡、そして使い込まれた古着のバッグといった小物類が、それぞれの質感を損なうことなく、全身に心地よい抑揚をもたらしている。
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夏の気配を感じるこの季節、どんなメッセージを胸に纏い、どんな風合いのパンツでそれを受け止めるのか。難しく考える必要はない。自分の直感を信じて選んだその一枚が、結局のところ、自分を一番自分らしくさせてくれるみたい。