「アンチ・コモディティ」はクリエイターにとっても大切なキーワード
尾崎さんが手掛けているサンカッケーの服は、デザインもさることながら、その着心地の良さに惚れ込む服好きが多い。

「そう言っていただけるのは率直に嬉しいです。デザイナーとして、服づくりでは快適さへの気配りが第一。上質な素材やディテールを採用するのはある種当たり前で、それをいかに形にするのかが本質だと思っています」

とはいえ、それは簡単なことではない。依頼先に特定の機械がないから希望の縫製ができないとか、本来あり得ないディテールを両立させたいが時間と工賃が増すといったことは日常茶飯事。しかし、理想に向かっていろんな事情を解決しながら、トータルデザインとしてモノづくりを進化させる。
そして尾崎さんは、ファッションデザイナーとして、このクルマと同じようなことを目指している側面があるという。

「『ファストファッションでいいじゃん』で終わる話だったら、僕たちのようなクリエイターは必要なくなってしまいます。あっ、決してファストファッションを否定しているわけではないです、念のため(笑)。
もっと本質の部分で共感してくれる人たちが一定数いますし、そこにカルチャーが生まれたりする。アルファ ロメオが提唱する“アンチ・コモディティ”というメッセージはとても重要で、生産効率や利便性という物差しでは測りきれない価値に目を向けたいんですよね。その先にモノづくりの喜びがある。
自分もファッションデザイナーとして、このクルマと同じように人の“感性”に訴えて勝負していきたいと思っています」

ファッションもクルマも、画一化、均質化の一辺倒では面白くない。
ときに数字の理屈を超え、人の心の奥に訴えるパトス的な直感を信じる。情熱や熱意にすべてを委ねる瞬間があっていい。それこそが没個性的な横並びを脱し、冒頭に述べた“スタイルあるクルマ選び”の礎となる。
ファッションデザイナーとして慧眼を持つ尾崎さんがジュニアに共鳴するのは、きわめて自然な話なのだ。
「アルファ ロメオ ジュニア イブリダ エディツィオーネ ビアンコ」。全長4195×全幅1780×全高1585㎜、1.2リッター 直列3気筒ターボ+モーターシステム(ハイブリッド)、システム最高出力145ps、6段DCT。499万円/アルファ ロメオ 0120-779-159
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