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第2位:「五感」に訴えかける、現代のNEWスタンダード

――続いて、スタッフ人気の第2位を教えてください。

鈴木 支持率で言えば、2022年に発表された「ポーター センシズ」が間違いなくランクインしますね。
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「センシズ トートバッグ(L)」7万5900円/ポーター(ポーター 表参道 03-5464-1766)

「センシズ トートバッグ(L)」7万5900円/ポーター(ポーター 表参道 03-5464-1766)


――「センシズ」……五感、という意味ですよね。

鈴木 このシリーズが登場した2022年を振り返ると、世の中はまだコロナ禍の真っ只中。生活のベースが屋内にシフトし、外出が少し緊張を伴うものになっていましたよね。本来、バッグは外へ出るためのポジティブな相棒であるはず。センシズは、思わず外に連れ出したくなるような“ポジティブなマインドになれる要素を散りばめたツール”なんです。


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鈴木 最大の特徴は、ハンドルや肩パッドに使われている「アルファゲル」ですね。

――(実際に触れてみて)あ、これはすごい。モチモチしていて、重さが分散される感覚があります。

鈴木 そうなんです。荷物が重くなっても手や肩への負担が少ない。これは実際に持っていただかないと伝わらない心地よさですね。さらに、このシリーズには「匂い袋」が付いているんです。



――バッグに匂い袋、ですか?

鈴木 京都で300年の歴史を持つ「松栄堂」さんがポーターのために調香していて、匂い袋が揺れるたび、フワッと良い香りが漂います。移動中のふとした瞬間に心が和む。機能だけでなく、情緒に訴えかける仕掛けが散りばめられています。




――使い勝手の面はどうですか?

鈴木 ポケットをワンタッチで開けられるクイックプルや、マフラーや折りたたみ傘を一時的に掛けておけるスリングバインダーなど、「あったらいいな」が形になっています。13インチのPCも収納でき、今のビジネススタイルにもフィットしますよ。



第1位:ブランドのモノ作りの粋が結集された傑作

――第1位のバッグを教えてください。

岡田 昨年発表された「モノクローム」シリーズのデイパックです。このシリーズはメッセンジャー、トートなど全5型で構成されていて、とことんこだわり抜いて作った自信作です。


「モノクローム デイパック」12万1000円/ポーター(ポーター 表参道 03-5464-1766)

「モノクローム デイパック」12万1000円/ポーター(ポーター 表参道 03-5464-1766)


――これはまた、非常に洗練された佇まいですね。絶妙な「カーキ」の統一感が素晴らしいです。

岡田 そうなんです。生地、ファスナー、金具に至るまで、すべての要素を同トーンの「カーキ」で統一しています。単一の色調(モノクローム)の中で、質感の異なる素材を重ね合わせることで、この奥行きと機能美を表現しました。




――見た目以上に、機能的なこだわりも凄いと聞きました。

岡田 生地が非常に軽く、生活防水性に優れているので、急な雨にたじろぐことはありません。さらに特筆すべきは背面の素材です。「キュービックアイ ピケライト」という医療用のベッドなどで使われる素材を採用しています。これによって、背中に籠りがちな蒸れを効率よく逃がしてくれるんです。

カバンは“ものを運ぶための道具”という考えを持つ弊社らしく、デザイン性以上に利便性や機能性を追求したシリーズといえます。




ーー洗練されたビジュアルと、徹底されたスペックのギャップこそが、目の肥えたスタッフたちを惹きつける最大の理由ですね。

岡田 色はカーキのほか、ブラックの2色展開しています。どちらもお勧めですよ。


3/3

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