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すべての写真を見る盆栽の新たな魅力を提唱する小島鉄平と、独自の視点でヴィンテージの文化的価値を探求する藤原 裕。
自分の“好き”を極め、世界へと発信するふたり。その共通項は、揺るぎない古着愛だ。
TRADMAN’S BONSAI 代表 小島鉄平 × 藤原 裕
藤原 鉄平くんと初めて会ったのは3年前くらいでしたよね?
小島 そうですね。僕の先輩と藤原さんが知り合いで、その先輩と一緒に店にお邪魔したのが最初です。
藤原 その先輩も古着好きですが、鉄平くんもかなりの古着というか“デニムラバー”ですからね。インスタアカウントから車のナンバー、さらに本業である盆栽にも「501」という銘を付けるくらい。
小島 藤原さんの“501愛”には負けますが、昔からずっと好きです。やっぱり、自分の中ではいちばんスタンダードなデニム。シンプルゆえ、はき込むほどに、自分の生活やクセが色落ちに表れやすい。
藤原 僕ももう、何本育ててきたか(笑)。
イタリアンカラーのヴィンテージシャツをサンプリング。品のあるストライプ柄と、色気のある襟元からなる絶妙な表情が、本人のキャラクターと好相性。デニムはジャストサイズにこだわり、クラシカルでどこかルードな空気を纏った。キャンディストライプシャツ3万800円/ビッグ ヤンク(アール 柳橋 080-7024-4090)、デニム/リーバイス「501 E」(私物)
小島 盆栽も同じで、オーナーの育て方がそのまま反映される。何百年、何千年と生き続けるという意味では盆栽も、究極のヴィンテージ。ちなみに今日はいている「501」“ビッグE”は、つい先日、藤原さんに接客していただき購入したものです。
藤原 ジャストサイズ、やっぱりいいですね。新鮮だし、シルエットが美しい。今日合わせたイタリアンカラーのストライプシャツは、キレイめなデニムに合わせて、すっきりタックインで着てもらいたかったんです。特に襟元のラインが色っぽく見えるので、鉄平くんのキャラクターにぴったりだなと考えていました。
小島 普段はビッグシルエットが基本ですが、最近はジャストサイズが気分だったのでちょうどよかったです。クラシックなアメカジ感が滲み出ていて、だいぶテンションが上がりました。お気に入りです。
藤原 実は今回、ブルーのシャンブレーシャツも着てもらいたいと最後まで迷ったんです。そちらもぜひタックインで試してほしい。いずれもワークシャツなので、仕事中も日常的に着てもらえたらうれしいです。
小島 あ、それいいですね。ビッグ ヤンクのシャンブレーがユニフォームって最高ですね。格好いい。盆栽をいじりながらガシガシ着込んで、いずれはヴィンテージデニムと合わせて作業ができたらいいな。
小島鉄平●1981年生まれ、千葉県出身。TRADMAN’S BONSAI代表。日本の伝統的な盆栽文化を現代的な感性で発信し、国内外で高い評価を獲得。展示や空間演出などを通じ、世界に向けて盆栽の新たな魅力を広げ続けている。
OCEANS5月「デニムは、人だ。」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!