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2026.04.09

ファッション

「リーバイス“569”が自分にとって最適解」今泉 悠さんとルーズフィットデニムの良き関係


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アイウェアブランド「アヤメ」のデザイナーとして知られる今泉さんが、リーバイス「569」をはき始めたのは20代の頃だ。以来、約20年。手元にある2代目も経年変化が進み、穴が開いた箇所もあるというが、はき替えるつもりはない。

「当時、脚が細いことにコンプレックスがあって、細いシルエットをはくのが嫌だったんです。それで『569』を試したら、ヒップ回りのフィット感がちょうど良かった。『501』や『505』はどうしても合わなくて」。

「569」が定番から消える前にと複数本を確保してきたのは、タグや色みの違いまで気になるほどデニムに真剣だからだ。同型を求めてアメリカで探したこともあるが、納得のいくものは見つからなかった。
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「仕様が違うんですよ。タッチも色も。アメリカで探してもどうしても違う感じがして。だから結局、国内で厳選するしかない」。

ケアに対する考え方も独自だ。「なるべく洗わない」という人が多いなか、彼はあえてこまめに、かつ軽めに洗うことを選ぶ。洗い方も長年かけて研究し、自分なりのやり方を確立した。

「こまめに洗うと色落ちがきれいに出てくるって、自分は信じてる。洗い方もいろいろ研究して、自分に合う方法を見つけました」。

コーディネイトの鉄板は、色落ちの進んだ「569」に、上は白やグレー、そしてライトトーンの靴。全体を淡く保つことで、デニムの経年変化を主役に据える。春には軽い素材のシャツやカットソーを合わせることも多い。

「色落ちが進んだデニムには、上がクリーンなほうがバランスがいい。白かグレーで、靴はライトトーン。これが自分のデニムの鉄板ですね」。

体型は20代の頃からほとんど変わっていない。だから当時選んだ理由が今もそのまま通用する。「569」は、今泉さんにとって既に答えの出ている一本なのだ。
今泉 悠●1983年、茨城県生まれ。アイウェアブランド「アヤメ」デザイナー。現代的な抜け感と遊び心を感じさせるデザインで支持を集める。良いと思うものは分け隔てなく選ぶ柔軟な感性の持ち主。

OCEANS5月「デニムは、人だ。」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック

清水将之(mili)=写真 倉持佑次=文

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