
ステランティス ジャパンは2026年3月17日、イタリアの名門ブランド「アルファ ロメオ(Alfa Romeo)」のミドルサイズSUV「トナーレ(TONALE)」の新型モデルを発表した。全国の正規ディーラーで販売を開始し、メーカー希望小売価格は599万円から。

2023年に登場したトナーレは、イタリアンデザインの美意識と先進機能を融合させたモデルとして、ブランドの変革を象徴する存在だ。今回の新型では“美しき情熱が進化する”をテーマに、デザイン、走行性能、品質の各面でアップデートが図られた。

最大のトピックはフロントフェイスの刷新だ。ブランドの象徴である“スクデット(盾形グリル)”は、限定モデル「33 Stradale」に通じるクラシックな造形を現代的に再解釈し、立体感のあるボーダーラインデザインへと進化させた。
さらに、“三つ葉”を意味するトライローブの意匠も水平基調を強め、より安定感のある表情を獲得。バンパー形状も見直され、筋肉質で力強いフロントデザインに仕上げられている。

ボディサイズにも手が加えられ、全長を10mm短縮しつつ、前後トレッドを左右4mmずつ拡大。これにより取り回しの良さと走行安定性を両立し、都市部でも扱いやすいサイズ感を維持した。上級グレードには“三つ葉”モチーフの専用ホイールも採用され、スポーティな印象を強めている。

インテリアではカラーバリエーションを拡充。従来のブラックレザーに加え、新たにレッドレザーを設定し、ダッシュボードやドアパネルにもレッドステッチを施すことで、アルファ ロメオらしい情熱的な空間を演出する。

パワートレインは、1.5Lガソリンエンジンと48Vモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドを継続採用。システム最高出力は175PSを発揮し、エンジン制御の最適化により0-100km/h加速は従来の8.8秒から8.5秒へと短縮された。街中から高速域まで、よりスムーズで力強い加速性能を実現している。

グレードは、装備のバランスに優れた「Sprint」と、スポーティかつ上質な仕様の「Veloce」の2種類。多様なニーズに応えるべく、従来の単一グレードから選択肢を拡充した。

ボディカラーは全5色。「アルファ ホワイト」「アルファ ブラック」「ヴェスヴィオ グレー」に加え、鮮やかな「ブレラ レッド」、新色「モンツァ グリーン」を設定。特にモンツァ グリーンは光の加減で表情を変える深みのある色味で、昼夜で異なる魅力を演出する。

デザインの進化と走行性能のブラッシュアップを両立した新型トナーレ。ブランドが掲げる“情熱”を、より現代的なかたちで体現する一台となりそうだ。
[問い合わせ]アルファ ロメオ 0120-779-159