
街角のスニーカー一辺倒だった風景も今は昔。洒落者たちが次なる相棒に選んだのは、重厚な質感を湛えたレザーシューズだ。足元に革の艶を宿すだけで、カジュアルな装いにぐっと大人びた説得力が生まれる。
いま街で支持されているブランドと、その攻略法を5名のスナップから紐解く。
【写真11点】「レザーシューズ着用率が増加中!」の詳細を写真でチェック① “マーチン”の重厚感を、ディオールの美脚ラインで気高く
ダウンジャケット=ワコマリア Gジャン=ジャパンブルージーンズ シャツ=ザラ パンツ=ディオール シューズ=ドクターマーチン 帽子=シュプリーム 眼鏡=ブラン ピアス=キャリアリング ブレスレット=エルメス リング=クロムハーツ
▶︎レンさんのスナップをすべて見るレンさん(26歳)ブランドの壁を縦横無尽に飛び越えた、圧倒的情報量を誇るストリートスタイル。足元を飾るのは、永遠の定番「ドクターマーチン」だ。
上半身は鮮やかなダウンにGジャンを仕込んだ、防寒と洒落っ気を両立するレイヤード。キャップでストリートの香りを維持つつ、エルメスやクロムハーツといった至高のジュエリーで高級感を担保している。

② フットザコーチャーの端正な一足が、ドメブラ・ミックスの核となる
シャツ=ザ・リラクス Tシャツ=ラキネス パンツ=コッキ シューズ=フットザコーチャー 帽子=ヨウジヤマモト×ニューエラ バッグ=ヨロズ
▶︎ワタルさんのスナップをすべて見るワタルさん(33歳)ザ・リラクスやラキネス、コッキといった気鋭のドメスティックブランドを巧みに操る、極めて現代的なシルエットが印象的。そんなこだわり抜いたウェアの足元に選ばれたのは、フットザコーチャーのレザーシューズだ。
ゆったりとしたコッキのパンツに対し、シューズの知的な佇まいが、装い全体に心地よい緊張感をもたらしている。フットザコーチャーという、職人気質なブランドのレザーシューズを合わせることで、各ブランドの個性が喧嘩せず、一つの完成されたスタイルへと収束している。

③ ジーエイチバスのコラボ作が、アウトドアのギア感を都会的なトラッドへ
コート=コロンビア デニム=古着 シューズ=ジーエイチバス×ユナイテッドアローズ 帽子=フォーティセブン 眼鏡=ラザールステュディオ マフラー=モンベル
▶︎清水さんのスナップをすべて見る清水亮佑さん(36歳)コロンビアのジャケットにモンベルのマフラーを合わせた、実力派アウトドアブランドによる軽快な装い。合わせたのは、絶妙なフェード感の古着のデニムだ。ラフに寄りがちな組み合わせだが、足元の選択が全体を大人の街着へと引き締めている。
抜擢したのは、ジーエイチバスとユナイテッドアローズのコラボローファー。レザーシューズの金字塔にアローズの洗練が加わった一足が、全体に品をもたらしている。機能性と伝統を、レザーシューズという一点で見事に繋ぎ合わせた、玄人好みの編集力だ。
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