「フェンディ」
「さりげないテイストミックスは、間違いなく玄人受けします」。45万6500円/フェンディ(フェンディ ジャパン 0120-001-829)
「今季のフェンディは、アウトドアやスポーツの要素をうまくドレスに溶け込ませている」と菊池さんが分析するとおり、本作にも洒脱なテイストミックスが顕著だ。
アクティブなドローストリングや上品なシャツカフといったこだわりのディテールで、ミニマルなボンバージャケットスタイルが華やぐ。表面はデニム、裏面はリネン混コットンのリバーシブル仕様により、着こなしの幅が拡充。
「あえてロゴを前面に出さない潔さもポジティブ」。
「ディオール」
「今年気になるVネックニット。この大人っぽさに魅了される」。ニット33万円、シャツ13万5000円、パンツ38万円/すべてディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947)
ウールとアルパカを半々で混紡した、優しく滑らかなオーバーサイズニット。昨年着任したジョナサン・アンダーソンによって刷新された「Dior」ロゴが、フロント中央で慎ましやかに主張する。
「近頃はVネックの大人っぽい魅力に改めて気付かされるなか、ゆったりとしたサイズ感とシャープなネックラインの痛快なバランスにときめきました。インナーにはシャツを着てもいいけれど、Tシャツだってハマる」。日常に寄り添う銘品だ。
菊池陽之介●1979年生まれ。スタイリスト熊谷隆志氏に師事し、2004年に独立。本誌をはじめとする雑誌ほか、著名人のスタイリングにいたるまで幅広く活躍。ブランドからの支持も厚く、ドレスもカジュアルも縦横無尽に提案する。
OCEANS4月「Shopping Manual」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!