「珍稀車図鑑」とは……「珍しく、稀少な車=珍稀車」を求め、各地に出かけるカーカスタムのプロ・鹿田能規さん。今回は世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」リポートの後編をお届けする。
前編で紹介した“昭和”以外にも、まだまだチェックしておきたい最新トレンドがあった!
【写真12点】「東京オートサロン2026で見えた最新のカートレンドをプロが解説【後編】」の詳細を写真でチェック 案内人はこの方!
鹿田能規さん●関西と関東に拠点を構えるエスアンドカンパニー。スーパーカーからノスタルジックカーまでクルマ作りの第一人者として全国にその名を馳せる。www.s-company.jp
ポルシェが買えるほどのカーボンパーツをカリナンに装着!
BOND GROUP&LAGER CORPORATIONが手がけたロールスロイス カリナンII。1016xAG LUXURYのパーツは弊社で取り付けました。
ども。珍稀車ハンターの鹿田です。今回も「東京オートサロン2026」で見つけた、見逃せない最新トレンドをご紹介します。
前編で紹介した「昭和」もいいですけど、それよりも昨今勢いがあるのは「カーボン」です。炭素です。炭ですよ。それが今回、ロールスロイスの最高峰「カリナンII」にた〜っぷり付けられていました。それも一台だけでなく、何台も。
もうね、見えるところはほぼカーボン!といって良いくらいです。バンパーにリップにフェンダー、サイドシル、ホイールもブレーキも。とりあえずカーボン付けとけ!みたいな。
こちらもBOND GROUP&LAGER CORPORATIONのカリナンII。こちらはブラバスのパーツを使用しています。
BMW M4もワイドボディは全部カーボンだし、ロータス エキシージなんか、見える部分はほぼ全部、ドアの内側までカーボンパーツ。
考えてもみてください。そもそもカーボンって、軽量で非常に剛性が高い素材です。だから本来はレーシングカーの軽量化や強度強化のために使われます。しかも非常に高価。
adro(エイドロ)のパーツをまとったBMW M4。やっぱりグリーン党の僕としては、もうこの色大好きです。大好物。
ちょっと前まではカーボン調のシールをラッピングして満足していた人も、本物のカーボンパーツを付けている車が来たら、ものすごくドキドキしたりして(笑)。
それが今や、ファッションパーツになってるんです。色や柄もたくさんあります。
カーボンファクトリー ケプラが仕上げたロータス エキシージ。F1等の車両と同レベルのフルドライカーボン化が施されています。
多分、表面は恐らくカーボンの手張りで、クリア塗装までされています。相当手間をかけて仕上げられた一台です。
高い車はエラい、という暗黙のヒエラルキーがあります。高い車に高いカーボンを使えば、さらにエラいんです。その上、高いカーボンをたっぷり付ければさらにエラい……。
ちなみに、写真の白いカリナンIIに取り付けられているカーボンパーツのお値段は約3000万円です。カーボンだけでポルシェが買えます(笑)。
ともかく、なぜか男はカーボンが大好きです(一部の男にしか刺さらないかもですけど)。男心をくすぐるパーツのひとつとして、最近のカーボン界隈は要注目です。
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