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霊体に握手をしたその瞬間……


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15分経っても、K君は降りてきませんでした。様子を見に僕らも2階へ上がると、そこには信じられない光景が待っていた。K君がお兄ちゃんと再会を果たしていたんです。

「昔、僕と一緒に遊んでいたお兄ちゃん?」とK君が問いかけると、その存在は静かに頷いたといいます。霊体は年を取らないため、K君と遊んでいた当時の姿のまま。中高生くらいの青年です。


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お兄ちゃんだとわかって、K君の目から涙が溢れ出したそうです。それは恐怖ではなく、懐かしさと、言葉にできない感情の爆発。それからK君に握手を求めてきたといい、K君は手を重ねました。その瞬間、K君のなかでお兄ちゃんは絶対的な味方であるという確信に変わったそうです。

僕には何も見えないし何も感じないので、阿部さんにも2階に上がってきてもらいました。阿部さんいわく「彼は守護霊ですね」と。驚くほど強い力が部屋に満ちていたそうです。また、そのお兄ちゃんの名前は「ショウタ」であることも判明しました。ただ、どこの誰なのかはいまもわかりません。
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