謙遜的、けれど確かに感じられた、野心に溢れるエネルギー

今、直海さん自身の理想を100としたら、何%ぐらいまで来ている感覚? 控えめに答えつつも、さらなる高みを目指す野心に溢れていた。
「いや全然ですね。でも感覚としては『もっといける』っていう気持ちはずっとあります。もし人間が120%まで出せるとしたら、まだ全然そこには届いてない気がします」。
少し間を置いて、直海さんは笑った。
「希望も込めて、40%くらいって言っておきたいです。そこから100にどれだけ近づけられるかが、今後のチャレンジですね。本当に120%出したいなって思っています」。
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まだ伸びしろがある――という言葉は、簡単に言える。でも直海さんの場合、それは願望じゃない。決意に近い。稲村ケ崎の海沿いで、“クラウンワゴン”は今日も静かだ。けれど、その静けさの奥には、まだ更新されていく熱がある。
選ぶものは、生き方を映す。この車はきっと、小林直海の“今”を、そのまま形にした一台なのだ。