色選びは黒が基本。でも緑が一番好き

「色選びの基準は基本、黒ですが、挿し色として紫や緑を入れることが多いですね。特にグリーンは昔から好きな色です。東京ヴェルディが好きだった影響かもしれないですけど」。



ここで目に留まったのが、緑の文字盤が美しい腕時計だ。

「ロレックスのデイトジャストですね。緑の文字盤のやつをずっと探していて、今年の春くらいにYouTubeのチャンネル登録者数が目標数を達成した自分へのご褒美として買ったものです。デイトジャスト自体は2本目で、1本目は文字盤が黒のやつを使ってましたね」。



緑といえばもうひとつ、キャップも気になる。

「クロムハーツです。最初はミニウェーブっていう財布が欲しくて、旅行でハワイに行った際にホノルルの店舗でやっと見つけたんですけど、なぜかそのとき一緒におすすめされたんですよ。で、『日本にはあまりないよ』って言われたもんだから、つい（笑）」。



クロムハーツのアクセサリーさながらのトップボタンも特徴的。好井さんの選ぶアイテムには、シンプルだけど必ずどこかにフックがある。外側のポケットの形がユニークな「ヒダカ（HIDAKA）」のショルダーバッグも例に漏れず。



「このポケットは卓球のラケットがピッタリ収まるデザインになっているんですよ。といっても、ラケットはまだ入れたことないですけど（笑）。子育てするようになってから、バッグは両手が空くショルダーかリュックしか使わなくなりましたね」。

そうそう。この日のコーデでひときわ目を引く、赤いシューズはどこのものだろう。



「ジャックムス（JACQUEMUS）とナイキのコラボで、ハワイのキス（KITH）で見つけました。履き口のディテールがバレエシューズっぽくて可愛いなと」。

「好きな色をうまく散りばめながら、自分と縁のあるブランドのアイテムでコーディネイトするのが、僕なりの“一軍”の定義かもしれません」と好井さん。モノトーンコーデが広く好まれるなか、多色使いでも洒落感たっぷりにまとめるそのセンス……素直に脱帽！