60代でも、もう一度「攻めたい」
4年後には還暦を迎える北村さん。どんなふうに生きていきたいと考えているのか、最後に聞いてみた。
「もう一度、攻めたいですね。積み上げてきたものを磨くのも大事ですが、人は刺激がなくなると、一気に老ける気がするんです」。子供は、何を見ても新鮮で、毎日が楽しい。大人も同じだと言う。
「新しいことを楽しめている人のほうが、ずっと若い。仕事をしていると『昔はこうだった』とネガティブになる瞬間もありますけど、そこに留まるより、『まだ知らないことをやってみたい』と思っていたいですね」。

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速く走ることも、立ち止まることも、自分で選べるようになった。それが北村一輝の現在地。自分の速度で、その先へ向かっている。