商売よりモノづくり。湧き上がる好奇心
「本当は、モノづくりのほうに惹かれているんですよね」。そう語る北村さんは、50歳の頃、「転職するような気持ちで、都内にカレー店の事業も始めた。本人の関心は商売そのものより“作ること”にある。
そして、最近は意外な場所にも足を運ぶようになった。
「駅前のパソコン教室に通い始めました(笑)。本当は動画編集を習いたかったのに、なぜかExcelの表づくりばかりやっていて。でも、知らないよりはいいかなと思って。動画を撮って編集するとか、趣味で何か作品をつくるとか。そういうことにも挑戦してみたいです。あと、昔は趣味で家具を作っていたので、またそれに興味が移る可能性もあります。今は、実店舗で出さなくてもネットを使って自分の作ったものを届けられる時代でしょう? それなら、この流れに逆らわず、飛び込んで楽しみたいなと」。年齢を重ねるほどに広がっていく余白こそが、次の創造を連れてくる。
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