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子供たちの無限の可能性を広げる存在でありたい

過去の絵本を紐解くと、なかには半世紀以上にわたり、子供たちに寄り添ってきた名作もある。3人は、この作品の未来についてどう考えているのだろう。



浅葉「スポーツを始めるきっかけになってほしいし、走るだけではなくて、自分の気づいていないものに気づくだとか、チャレンジする気持ちになるだとか、ある種の自己研鑽につながっていけばいいですね。自分のペースを見つけるじゃないですけど、リズムだったり、そういうのを感じてくれたらと思います」



飯高「運動の可能性を強く感じていて。ただ、例えば障害を持った子たちだとか、走ることができない子たちもいる。彼らにしかできないことも美しくて素敵だと思いますし、それらはすべて人間の動きであり、運動。その無限の可能性や自由さみたいなところを僕らが見つけられたらいいなというのはあります。子供たちには、世の中のいろんな価値観に縛られずに、自由にいろんな発想を広げていってほしい。その第一歩につながるような絵本になれば、これ以上のことはないですよね」 





『モニュとはしる。』
ぶん/え:グーチョキパー
発行元:トランスワールドジャパン株式会社
定価:本体900円(+税)

山本 大=写真 菊地 亮=文

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