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2026.01.02

ファッション

再注目のダッフルコート。「ディオール」と「マルジェラ」の新作に見る密かな進化

左から103万5100円/メゾン マルジェラ(マルジェラ ジャパン 0120-934-779)、130万円/ディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947)

左から103万5100円/メゾン マルジェラ(マルジェラ ジャパン 0120-934-779)、130万円/ディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947)


▶︎すべての写真を見る ゴープコアやテック系の台頭により、アウター選びが機能重視に振れていた近年。ところがどうやら、揺り戻しの気配あり。王道のバルマカーン、大人らしいチェスターフィールド、タフなピーコートなど、メンズクロージングの定番が再注目され始めているのだ。
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もちろん随所にアップデートの要素あり。その具体例として、ふたつのダッフルコートをピックアップした。

右はディオール。肩の補強布や大きなポケットなどそのディテールはいかにも正統派。生地も一見メルトンのようだが、実はバージンウールとカシミヤのダブルフェイス素材を採用し、高い保温性と軽やかな着心地を両立しているのだ。

メンズのワードローブの枠組みを再定義するカプセルコレクション「ディオール アイコンズ」に登場。フロントのメタルアイレットとホーンのトグルがデザインのアクセントになっている。
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裏地には、メゾンを象徴するパターンのひとつ「ディオール オブリーク」が配置される。前を開けて、裏がちらりと覗いたときも絵になる。見事なエスプリといえよう。

左のメゾン マルジェラは逆に、ダッフル本来の厚いウール地を使用。しかしながらリバーシブルで、生地を切り替えた面とクラシックな無地面の両方が楽しめる。

一般的なダッフルコートにしばしば見受けられる、タータンチェックの裏地とキルティングの袖裏。それを唯一無二のデザインへと昇華してしまう手腕に脱帽である。

またダッフルのフードは肩当ての布と一体で仕立てるのが通例だが、こちらのフードは取り外し可能に。外したときもまた、独特の表情を見せてくれるコートなのだ。



この冬のダッフルコートは洒落者を唸らせる、密かな進化を遂げている。いち早くその現在地を確認してほしい。


OCEANS1月「街角パパラッチ」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック

清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 加瀬友重=文

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