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すべての写真を見る移ろう時代の中で、変わらぬ価値を放つものがある。クラシックとはトレンドを超えて受け継がれていく、不変のデザインだ。
シンプルでありながら洗練された佇まいに、永遠のスタンダードが宿る。
クラシックな腕時計8選
ジャガー・ルクルトの「レベルソ・クラシック」
SSケース、縦40.1×横24.4㎜、手巻き。118万8000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833
1931年に誕生した革新的な反転式角形ケースは、今やクラシックの象徴として語り継がれる存在。アールデコの直線美とギョーシェ装飾のコントラストが、知的で洗練された印象を与える。トレンド無縁の名デザインだ。
パテック フィリップの「カラトラバ 6119R」
K18ローズゴールドケース、39㎜径、手巻き。544万円/パテック フィリップ(パテック フィリップ ジャパン 03-3255-8109)
1932年に発表された「カラトラバ」。この6119モデルは、完璧なバランスで構築されたダイヤルに、ギョーシェ装飾によるクルー・ド・パリのベゼルが調和する。これぞタイムレスな傑作だ。
ヴァシュロン・コンスタンタンの「パトリモニー マニュアルワインディング」
K18PGケース、40㎜径、手巻き。338万8000円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
50年代に確立されたラウンドウォッチのスタイルを受け継ぐ。“ドレスの本流”たる2針を採用し、針とインデックスの穏やかな弧、ドーム形ダイヤルなどディテールにもこだわりが光る。
チューダーの「1926 ルナ」
SSケース、39㎜径、自動巻き。38万600円/チューダー(日本ロレックス / チューダー 0120-929-570)
クラシックウォッチ・ライン「1926」から登場したブランド初のムーンフェイズモデル。クサビ形インデックスや剣形の針など、定番ダイバーズ「ブラックベイ」とは趣が異なる古典的な意匠を採用する。
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