Point.2 トラッド感あるスタンドカラー

右●ダウンジャケット3万3000円/マーモット for グリーンレーベル リラクシング、左●ダウンジャケット3万910円/グリーンレーベル リラクシング(ともにグリーンレーベル リラクシング store.united-arrows.co.jp/brand/glr/)
いわゆるトラッドな雰囲気を演出できるのが、オーセンティックなスタンドカラータイプ。ダウンジャケットといえばコレ、というような正統派のデザインが特徴的だ。
ブルゾンとして考えると、フードがないぶん重ね着の幅は広がる。それゆえ、レイヤードを楽しみたい人に、より適しているともいえる。

例えば、こんなパープルならスポーティな表情に。アメリカのアウトドアライフをベースにしたブランド「マーモット」との別注では、撥水性を備えた750フィルパワーのダウンを封入。かさ高がしっかりとあり、丸みを帯びたシルエットになっている。
こちらも色みの異なる両A面の仕様で、ステッチ面とスムース面を用意。明るいステッチ入りのパープル面は、羽織るだけで華やかな印象に。冬の装いがぐっと明るくなるはず。
ベーシックなオートミールカラーのスウェットをイン。ダウン以外のアイテムの色みを抑え、パープルを引き立てている。ダウンジャケット3万3000円/マーモット for グリーンレーベル リラクシング、スウェット1万3970円、パンツ9900円/ともにグリーンレーベル リラクシング、マフラー6490円/ツイードミル for グリーンレーベル リラクシング、スニーカー1万5950円/アディダス オリジナルズ、グローブ6930円/ブラックシープ(すべてグリーンレーベル リラクシング store.united-arrows.co.jp/brand/glr/)
ゆったり感のあるブラックのコーデュロイパンツを合わせ、ストリートなテイストをプラス。青みがかったパープルのシェルを濃色のパンツで引き締めて。

こちらは、色違いとなるステッチ面。ブラックなので、さまざまな色を合わせて自由に着こなせるのがメリットだ。
白ダウンを都会的なモノトーンで

今季らしいエレガントな冬コーデを目指すなら、思い切って白ダウンというチョイスもおすすめ。ダークトーンアウターを選びがちななか、雪景色のような明るさを持つこちらのアウターならば、街中でひと際目を引く存在に。
このスタンドカラージャケットは、シェルに撥水素材「DICROS(ディクロス)」を使用。ポリエステルに加工を施した高密度な織りによる上品さが特徴だ。
ホワイト×ブラックでまとめた上下に、挿し柄としてタータンチェックのマフラーを採用。装い全体を単調に見せないのがコツ。ダウンジャケット3万910円、カーディガン1万2980円、シャツ1万1990円、靴2万4970円/すべてグリーンレーベル リラクシング、デニム1万3200円/リーバイス for グリーンレーベル リラクシング、マフラー1万890円/ムーン(すべてグリーンレーベル リラクシング store.united-arrows.co.jp/brand/glr/)
黒無地のシャツにハイゲージニットのカーディガン、そしてデニムまでをブラックに。黒ローファーで締めくくり。ダウン以外のアイテムをオールブラックにすることにより、トップスの白を引き立てるテクニックだ。

スタンドカラーの裏には、隠れフードを収納。出し入れで着こなしに変化をつけられるのが“技アリ”といえる。
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