モノトーン好きはSSモデルでミニマルに

より落ち着いたクールなムードが漂う一本。ケースカラー以外は同じ仕様となる。「クラシック カレ オートマチック」日本限定モデル、 SSケース、ケースサイズ縦38.7×横30.7㎜、自動巻き。28万6000円／フレデリック・コンスタント　0570-03-1988

ここまで、ローズゴールドのプレート加工が施されたモデルを紹介してきたが、SSケースモデルも大小ともに展開。ホリデーシーズンらしくローズゴールドの色気もいいけれど、よりソリッドなスタイルを求めるのであれば、こちらも推奨したい一本となる。

ジャケット10万7800円／トラディショナル ウェザーウェア（トラディショナル ウェザーウェア 渋谷店　03-6419-7771）、中に着たブルゾン4万1800円、パンツ4万9500円／ともにホワイトマウンテニアリング、スニーカー2万4200円／ホワイトマウンテニアリング × リーボック（すべてホワイトマウンテニアリング　03-6416-5381）、Tシャツ9680円／スローン（ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店　054-266-7241）

例えば、今季注目度の高いレザーアウターをうまく着こなしたい場合、モノトーンスタイルにハマりやすいSSケースモデルは好相性だろう。

アウターはレザー、インナーにニット、パンツでは織柄の素材と、質感を変えながらブラックコーデを楽しむ洒落者にとって、マザーオブパールダイヤルの一本はうってつけの存在。腕元に異なる素材感が加わり、小気味いいアクセントとなるからだ。

色気を添えるローズゴールドプレート加工とシンプルなステンレススチール。TPOに合わせて使い分けてみてほしい。



1988年の創業となる「フレデリック・コンスタント」は、「Live your passion」を謳い、情熱を注ぐ時計作りを続けるスイスブランド。ムーブメントから自社開発できる高い技術を持ち合わせ、ラグジュアリーなアイテムを適正価格で提供する姿勢が高い評価を受けている。

今回紹介したクラシック カレ オートマチックも、冬の装いの可能性をグッと広げてくれる、使い勝手抜群な一本だ。

そして、手に届きやすい価格帯なだけに、ファッションも時計も欲張りに楽しみたいOCEANS世代にこそ、注目してほしい角型時計なのである。

手前がローズゴールドプレート加工を施したSSケース、奥がシンプルなSSケース。